コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

J1第12節(5月19日)、鹿島に0−7と屈辱的な敗戦・・・

12・05・25
 コンサドーレ札幌は、5月19日、アウエーの県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦。前半からJ1強豪の力というものを見せ付けられるかのように、次々と失点。後半に入っても鹿島の勢いは止まらず、結局、0−7の大差で敗れた。

 試合の立ち上がりこそ積極的に仕掛け、鹿島ゴールへ迫るシーンが目立った札幌。しかし、ゴールを決めることが出来ずにいると、パスミスから失点。

 この1点で意気消沈したのか、札幌はミスから失点を重ねる。前半15分、マークがずれて対応が後手に回ったところで慌ててファウル。ペナルティエリア内で相手を倒しPKを与えると、これを決められ0−2とされた。

 悪い流れは止まらず、前半39分にはFW前田が負傷交代(その後の検査で左足もも裏肉離れ、全治3か月の診断)。前線の柱として抜群のキープ力でチームの攻撃を引っ張っていただけに、苦しくなった札幌は、さらに1点を失った。

 0−3で迎えた後半。札幌は反撃にでるものの、逆に前掛かりになったところを鹿島に的確に突かれ、カウンターから4失点。

 札幌は最後まで鹿島のゴールを割ることが出来ず、クラブワーストとなる7失点で大敗してしまった。

 選手たちは気持ち的にもダメージを受けたが、この一戦は忘れるぐらいの切り替えで次戦に臨みたい。現在18位の札幌の勝ち点は4だが、16位ガンバ大阪、17位アルビレックス新潟の勝ち点は共に9。13位から15位は勝ち点14で3チームが並んでおり、J1残留を諦めるのはまだまだ早い。

 次節札幌は、5月26日に厚別運動公園競技場でサンフレッチェ広島と対戦する。チーム事情は苦しいが、今季初勝利をあげた聖地・厚別で上昇の再スタートを切ってもらいたい。
編集部