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J1第10節(5月6日)、横浜に1−2で敗れ連勝とはならず

12・05・11
 コンサドーレ札幌は、5月6日にアウエーの日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦。先制される苦しい展開ながらも同点に追いつく粘りを見せた札幌。しかし、地力で勝る横浜の攻撃を抑えきれず後半に失点、そのまま1−2で敗れた。

 前節、J1復帰後リーグ戦初勝利をあげた札幌。勝利の勢いを生かし連勝といきたいところだったが、横浜が立ちふさがった。

 序盤から試合の主導権を横浜が握り、札幌に圧力をかけると、前半22分試合が動く。札幌のパスミスを拾った横浜が鋭いカウンターを仕掛け札幌ゴールに迫る。この攻撃を体を張って一度は防いだが、こぼれ球をMF中村に蹴りこまれ先制点を奪われる。

 しかし、失点直後に札幌が反撃。26分、ペナルティーエリアの外側でボールを受けたDF岩沼がゴール前にシュート気味の速いボールを送ると、裏から抜けたMF古田が素早く反応し同点弾。すぐさま試合を振り出しに戻した。

 後半に入ると札幌は、FW内村とMF砂川の攻撃的な選手を次々に投入。この交代で押し込まれていた札幌が流れを変え、チャンスを作る。しかし、これを決めきれずにいると、交代で入った横浜MF谷口にDF櫛引が競り負け、ヘディングで決められた。

 何としても追いつきたい札幌だったが、横浜の集中した守りを最後まで崩せずそのまま敗戦。浮上のきっかけをつかむ連勝とはならなかった。

 次節札幌は、5月12日に札幌ドームでFC東京と対戦する。ここまで1点差の敗戦は6試合、押し込まれている時間帯は多いが粘り強い戦いはできている。昨シーズン共にJ2で戦った相手からホームで勝ち点3を奪いたい。
編集部