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J1第2節(3月17日)、神戸相手に互角の戦いを演じるも最後は力負け

12・03・20
 コンサドーレ札幌は、3月17日にアウエーのホームズスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦。立ち上がりに先制点を奪った札幌だったが、最後は1−2と逆転負けを喫した。

 試合序盤、激しいプレスで神戸の自由を奪った札幌。押し気味に試合を進めると、前半7分に待望のゴールが生まれた。惜しい攻撃の流れから、神戸ゴール前でボールを拾ったMF近藤がヒールキックでパスを送ると、走りこんだDF高木がダイレクトでシュート。これが神戸DFに当たり、ペナルティエリア内でフリーとなっていたMF山本へ。このチャンスボールを山本が右足で正確に沈め、今季J1初ゴールを上げた。

 そのまま勢いに乗りたい札幌だったが、前半22分、一瞬の隙をつかれ神戸に同点に追いつかれる。神戸スローインから札幌のマークがずれたところを突かれ、DF近藤にミドルシュートを決められた。その後は一進一退の攻防が続き前半が終了。

 後半に入っても激しい攻め合いを見せる両チーム。札幌がFW前田を中心とした細かいパスワークで攻めるのに対し、神戸は鋭いカウンターとロングボールで対抗。互いにゴール前まではボールを運び、チャンスを決めきれずにいたが、後半38分、試合が動いた。

 神戸FW大久保が右サイドでボールをキープすると、札幌DFがマークの受け渡しに失敗し、内側に走りこんだDF近藤にフリーでボールが渡る。ここから近藤が札幌ゴール前にクロスを送ると、ファーサイドに走りこんでいたFW都倉にダイレクトで押し込まれ痛恨の逆転弾。

 その後、札幌は果敢に神戸ゴールを目指したが、こじ開けられず、このまま1−2で逆転負けとなってしまった。

 次節は、3月20日のヤマザキナビスコカップ(札幌ドーム、対アルビレックス新潟)を挟み、3月24日に浦和レッズと札幌ドームで戦う。
編集部