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開幕戦を振り返り、「0−0は良く頑張ったと思う」と石崎監督

12・03・13
 上写真/3月10日対磐田戦、後半12分に指示を出す札幌の石崎信弘監督

コンサドーレ札幌の石崎監督のコメント
 「J1にあがっての開幕戦。選手たちは良く頑張ってくれた。ただ、チャンスもあり、ピンチもありで、改善しなければならないところが、攻守ともにありました。
 前半は、流れの悪い時間帯があり、自分たちのリズムに戻すのに時間がかかりました。後半は良い形でサイドを崩せたし、中央突破も出来ました。決定的なチャンスを決められるような攻撃をしていきたい。
 少し残念だったのは、昨年の最終戦のような入りが無かったこと。今日来てくれた2万5千人を超えるサポーターやファンの方、テレビで応援してくれた皆さんには、これからの自分たちの戦い方を見せることが出来たと思います。次回の神戸戦を期待してください。」

 (写真はいずれも3月10日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半24分磐田MF山本のスローインを見守る森下仁志監督、右下は札幌のFW前田


久しぶり「板長」風格が出たね

 3月10日の開幕戦、札幌の対戦相手ジュビロ磐田の森下仁志監督は元コンサの戦士。2001年から03年までMFとして活躍した。札幌の選手から監督になっているのは高木琢也・現ロアッソ熊本監督に次いで2人目。当時の選手は野々村芳和、ビジュ、今野泰幸、田渕(花垣)龍二らがおり、監督は岡田武史氏という豪華メンバー。当時の森下監督のあだ名は「板長」で岡田監督が付けたと言われが、いま39歳のスーツ姿は「つながり」を大事に采配する見事な風格さえ感じられた。

 記者会見では「素晴らしい試合だった。ハードワークをしてきたので(コンサの)センターバックは大変だったろう。若手の育成が出来ている札幌には敬意を感じる。細かいところは選手の判断に任せる方針なので、勝って帰りたかったがしょうがない。応援に来てくれたサポーターに感謝したい」と語った。

写真はいずれも石井一弘撮影