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練習試合は、1勝1分と上々のスタート

09・02・11
 石崎新監督の下、1年でJ1返り咲きを狙うコンサドーレ札幌は、1月21日から2月8日まで温暖なグアムの地で、フィジカル強化を中心とした1次キャンプを行った。
 
 キャンプ終盤に行われた2日のトレーニングマッチでは、大宮アルディージャに1−0の完封勝利(30分×3本)。7日には、ヴィッセル神戸に2−2の引き分け(45分×2本)と、ともにJ1のチーム相手に互角の展開と、上々の滑り出し。
 
 大宮戦、見せ場を作ったのは右サイドバックに入った藤田。絶妙な右クロスで、横野のゴールをアシスト。MFのポジションよりも前を向いてボールを受けやすく、持ち味のスピードを生かせている。このポジションで出場となれば、鹿島のDF内田(日本代表)のような活躍を期待したい。
 
 神戸戦は、新外国人3人がプレーで強烈アピール。大宮戦を欠場したMFダニルソン、DFチョウが出場し、初めて新助っ人外国人3選手揃っての実戦となった。 
 キリノは、元日本代表DF宮本をスピードで振り切り、砂川のゴールをお膳立てするなど、攻守にわたって活躍を見せた。ダニルソンとチョウも期待通りフィジカル面での強さを発揮。石崎監督に開幕スタメンを強烈にアピールした。
 
 キャンプ初日から、石崎監督が唱える「チャレンジ&カバー」が浸透し、J1の2チームを相手に高い守備意識で優勢に試合を進めた。ここに新10番のクライトンが合流すれば、J1復帰の期待が更に大きくなる。チームは、2月12日から熊本県で2次キャンプに入り、3月8日の開幕(札幌ドーム、仙台戦)に備える。
編集部