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J2第18節(6月26日)、下位の富山相手に得点奪えずスコアレスドロー

11・07・01
 コンサドーレ札幌は6月26日、札幌ドームでカターレ富山と対戦し、0対0のスコアレスドロー。下位相手に勝ち点を稼ぎたいところだったが、上位が遠のく痛い引き分けとなった。これで札幌は、5勝2分け5敗、勝ち点17となり、順位は10位のまま。

 前節、アウエーで快勝した勢いに乗り、連勝を狙った札幌。しかし、この日はゴールが遠かった。前半は互いに攻めあぐね、ゴールに迫るシーンを作り出せない。後半に入り、札幌がゴール前に攻め込む回数が増えるも、肝心のシュートは決まらない。

 結局、札幌は10本以上のシュートを放ちながらも無得点で終了。3点を奪った前節から一転、決定力に課題を残す試合となった。

 次節は、7月2日、栃木県グリーンスタジアムで、現在首位争いをしている栃木SCと対戦する。これ以上、上位チームに離されないためにも、確実にチャンスをものにしたい。

 (写真はいずれも6月26日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半30分、札幌FW横野(24番)とMF砂川(8番)が、富山MF平出(15番)とDF江添(4番)と中盤でボールを奪い合う


 上写真/前半34分、札幌MF三上(左)と富山DF江添がタッチライン沿いでマッチアップ


 上写真/後半15分、札幌左CKからDF山下(右端23番)がヘディングシュートしたが、ゴール上に外れる。攻守両チームの選手たちのボールを追う表情が面白い。札幌の選手はMFブルーノ(5番)、DF河合(4番)、富山の選手左からMF谷田(16番)、西野(6番)、DF舩津(5番)、池端(倒れている)


 上写真/後半25分、札幌FW横野(24番)が富山DF江添(4番)を背にポストプレー


 上写真/後半30分、途中出場した札幌MF岡本(17番)がボールをキープする脇を同砂川(8番)が猛スピードで前線に上がっていく。左端富山DF舩津(5番)、MF西野(6番)


 上写真/後半30分、札幌MF砂川(手前8番)がMF岡本からのパスを受け、滑り込みながらFW横野(24番)にパスを出すが、横野のシュートはゴール左にはずれる。4番は富山DF江添


 上写真/後半44分、札幌右FKからMF宮澤(左端)が飛び込むが、一瞬早く富山GK内藤(1番)にパンチングでかわされる。右端13番はけがから復帰し途中出場した札幌FW内村


 上写真/後半34分、途中出場するMF内村(13番)に指示を伝える札幌の石崎信弘監督。
試合後の会見では、「5勝5敗ということで何とか勝ち越したかった。後半の試合を前半からやらなければ・・・。選手が頑張ったが、やはり点を取らないと」と悔しそう


 上写真/前半24分、試合の中断で水を取りに来た札幌FW横野(24番)にペットボトルを手渡す富山の安間貴義監督。
試合後の会見では、「水戸、東京Vと続けて、止まった状態の失点が多かった。この試合はいい結果が出た。選手はまじめに取り組んでいるが、1失点すると全然駄目になる。よく粘れた。根気よくやりたい」とやや安堵の様子

写真はいずれも石井一弘撮影