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J2第17節(6月19日)、ユース出身横野のJ初ゴールなどで岐阜に快勝

11・06・24
 コンサドーレ札幌は6月19日、アウエーの岐阜メモリアルセンター長良川競技場でFC岐阜と対戦。今季の最多得点となる3点を奪い、3−1で勝利した。これで札幌は、勝ち点16となり、順位を10位に上げた。

 けが人が多くなってきた札幌は、今まで出場機会の少なかった若手選手を岐阜戦の先発に起用。選手も、監督の期待にこたえるべく、はつらつとしたプレーを立ち上がりからみせる。

 試合開始早々の2分、右サイドを崩しセンタリングを上げると、この日ボランチで起用されている宮澤が頭で合わせ、ポストに当たるも、跳ね返りを自ら押し込んで先制。33分には相手GKのミスで追加点。38分にも相手DFのクリアミスを拾ったFW横野が駄目押しとなる3点目を決め、前半で試合を決定付けた。

 一転、後半に入ると足が止まりだし、ミスの増えた札幌だったが、最後の局面では身体を張った守りをみせ、結局、PKによる1失点だけに抑えた。

 前節、ホーム室蘭での横浜FC戦では、良いところなく試合に敗れ、熱烈サポーターから罵声を浴びるなど、選手たちも期するものがあったはず。そして今節、若手選手もチームの力になれることを証明し、これからの活発なポジション争いが間違いなくチーム上昇の推進力となる。

 次節札幌は、6月26日、札幌ドームで19位(勝ち点9)のカターレ富山と対戦する。上位に食らいつくためにも、勝ち点3を確実につかみ取りたい一戦だ。
編集部