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J2第15節(6月4日)鬼門のアウエーで大分を下し1年3か月ぶりの連勝

11・06・11
 ホーム戦3連勝と札幌の地では強さを見せているコンサドーレ札幌。6月4日、アウエーの大分銀行ドームに乗り込み大分トリニータと対戦。前半に奪ったゴールが決勝点となり、1年3か月ぶりの連勝となった。

 今季これまでアウエーで勝利のない札幌。石崎監督は、内容よりも勝利にこだわることを強調し選手をピッチに送り出した。

 選手たちも結果を出そうと、前半2分、中盤でのこぼれ球を拾ったMF近藤がオープニングシュートを放つと、直後にもMF宮澤がミドルシュートを狙うなど、立ち上がりから気持ちのこもったプレーを見せる。

 すると前半12分、MFアンドレジーニョの素早い攻守の切り替えからボールを奪うと、パスを受けた近藤が角度のないところから強烈なシュートを放つ。ボールは不規則に変化しながらキーパーの脇の下をすり抜けゴール。今シーズン好調な近藤の持ち味が存分に発揮された一発だった。

 その後は大分の猛攻を浴びた札幌だったが、全員が体を張って守り抜き1−0の完封勝利。今季初めてアウエーから勝ち点3を持ち帰った。

 これで札幌は、4勝1分け4敗、勝ち点を13に伸ばした。順位も10位にあがり、昇格圏内の3位とは勝ち点差4とその差が縮まってきた。

 次節は、年に一度の室蘭での試合。6月12日、室蘭市入江運動公園陸上競技場に「キングカズ」こと三浦知良擁する横浜FCを迎える。得意のホーム戦で勝利し、連勝街道を突き進みたい。
編集部