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J2第14節(5月29日)、岡山を2−1で退け、ホーム3連勝飾る

11・06・03
 5月29日、コンサドーレ札幌は、今季初開催となった厚別公園陸上競技場でファジアーノ岡山と対戦。

 試合は、前半40分に札幌のMF近藤が積極的に1対1の勝負を仕掛け、角度のないところから強烈な一撃を突き刺し先制に成功。後半立ち上がり、岡山に同点弾を許した札幌だったが、後半38分、DF岩沼がゴール前に送ったクロスが最後は相手DFに当たりオウンゴール。結局、この1点が決勝点となり、聖地厚別での開幕戦を白星で飾った。

 これで札幌はホーム3連勝。3勝1分け4敗の勝ち点10となり、順位を11位に上げた。

 次節は、6月4日に大分銀行ドームで大分トリニータと対戦する。鬼門となっている九州の地でも、今節のような攻撃的なサッカーを貫き、アウエーの地から勝ち点3を持ち帰えることを期待したい。

 (写真はいずれも5月29日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)


 上写真/前半20分札幌のMF近藤(32番)が岡山DFストヤノフ(左端)、MF澤口(2番)、金民均(26番)に囲まれながら思い切りよくシュートを放つが、ゴール上にはずれる。この日の活躍を暗示するシュートだった


 上写真/前半24分札幌MF近藤(32番)が、岡山FWチアゴ(10番)とジャンプしてヘッドで競り合う。左端はDF河合


 上写真/前半40分札幌MF近藤が左サイドをドリブルで駆け上がり豪快なシュートで先制点を決め右手を突き上げて喜ぶ


 上写真/前半終了直前、岡山のFKからの攻撃を札幌GK李がパンチングで防ぐ。スタンドのサポーターが固唾を呑む一瞬


 上写真/後半38分コンサドーレ札幌は、左サイドDF岩沼からのクロスにFWチアゴ(中央)とDF山下(その左)が飛び込んだが、ファジアーノ岡山のDF近藤(左手前4番)に当たりボールの角度が変わりオウンゴールとなり貴重な勝ち越し点をあげる


 上写真/後半38分札幌FWチアゴ(中央)はDF岩沼からのクロスをヘッドで決めたと思い込み大喜び。右端岡山のDF近藤(4番)は自分に当たってオウンゴールになったのを自覚したのか、ションボリ。左岡山8番はMF千明


 上写真/岡山を破りヒーローインタビューを終えたMF近藤(右端)も入って「ススキノへ行こう」のジャンプで喜ぶ札幌の選手たち。中央GK李の笑顔がひときわ目立つ


 上写真/試合終了後の挨拶でモテモテの札幌GK李昊乗


 上写真左/試合中MF砂川に指示を出す札幌の石崎信弘監督
「厚別のホーム開幕戦ということで結果を出したかった。残念な失点だったが、諦めなかったことが結果にでた」と、ヤレヤレ

 上写真右/試合中DFストヤノフに大声で指示を出す岡山の影山雅永監督
「これまで2試合勝ってきたのに、今日のような接戦で負けては上には行けない。非常に残念だ」と、くやしそう

写真はいずれも石井一弘撮影