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J2第22節(8月15日)東京Vに逆転を食らい1−2で力負け

10・08・18
 8月15日、コンサドーレ札幌は国立競技場で東京ヴェルディと戦い、FW内村のゴールで先制するも、東京Vに試合を支配され1−2と逆転負けを喫した。これで札幌は6勝8分け7敗の勝ち点26。順位は11位のまま。
 
 日本サッカーの聖地といわれる国立競技場で無念の力負け。札幌は、前半10分に、内村の走り出しにMF砂川のスルーパスがピタリと合い、狙い通りの先制ゴール。試合を優位に進めるかに思われた。しかし3分後には、東京VMF菊岡にこぼれ球を決められ、あっさりと振り出しに戻された。
 
 後半に入るも、サイドを中心に東京Vに完全にゲームの主導権を握られる展開は変わらず、後半39分、FW平本に決勝ゴールを決められた。札幌も試合終了間際に内村が気迫のボレーを見せるも枠外。1試合を通して、計3本のシュートでは、勝つのは難しい。
 
 守備では、この試合を振り返ってみても、ゴール後と終了間際に失点をしている。何度も指摘されているが、サッカーのセオリーである開始後と終了前の時間、ゴール後やリスタートからのゲームの運び方を徹底しなければ、厳しい相手に勝つことはできない。
 
 次節は、8月21日、札幌の「聖地」厚別で、6位の栃木SC(勝ち点32)と戦う。残り15戦、1回も負けられないトーナメントのような戦いをするしかない。
編集部