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白い恋人サッカー場に観客戻る。Jエリートリーグ2回目のホーム開催

21・10・11
 上写真/有観客開催となった2021 Jエリートリーグ。後ろに白い恋人パークのシンボル「からくり時計塔」が見える。10月9日、宮の沢白い恋人サッカー場、photo・jun。


 宮の沢白い恋人サッカー場に観客
  
  コロナ禍閉鎖緩和525人神妙


 北海道コンサドーレ札幌の練習会場、札幌市の「宮の沢白い恋人サッカー場」が10月9日、約1年半ぶりに「観客動員を開始」した。Jリーグの方針に従いキャパシティーの50%までを「入場可能」としている。ホームの札幌ドームは緊急事態宣言時は上限5,000人までで、今後はキャパ約3万人の50%以下まで入れることが出来るようになる。

 「神妙な面持ちで」と書くのはコンサドーレとサッカー場を「設立」した石水家の「総統」勲氏が9月に「77歳で他界」した。象徴の高いからくり時計塔からの「楽しい楽隊」の演奏は控えているようだったが、「マスク姿」の観衆からは、「大声は聞こえなかった」。

 バックスタンドと白い恋人遊園地側に「観覧席」を設けたが、AからYまでのパートで番号を付け「密」をなくしていた。入場者は525人と聞いた。練習日の「閉鎖はこれまで通り」という。

 試合の方は、2021 JエリートリーググループA第3節第2日。午後2時からコンサドーレと清水エスパルスが戦った。参考の為に「札幌」の方のスタメン。GK中野小次郎、DF西野奨太(17=U−18)、岡村大八、福森晃斗、MFは柳貴博、中村桐耶(21)、ボランチが小野伸二と荒野拓馬、前線にミラン・トゥチッチ、ドゥグラス・オリヴェイラ、ジェイのイレブン。21歳以下が2人いるのに気が付く。

 サブはGK阿波加俊太、DF荒木健斗(16=U−18)、鈴木琉世(16=U−18)、田村朋也(17=U−18)、MF早坂優志(16=U−18)、大城英司(18=練習生)、FW中島大嘉(19)。以上、18人がエントリーした。リーグの取り決めでアンダー21は、3人以上の出場が決まりになっているが、札幌はサブのGK阿波加、荒木、田村、中島の5人が交代した。

 ゲームは後半8分に清水のオウンゴールと32分に福森のCKをドゥグラス・オリヴェイラが一段高いヘディングシュートを決め、2−0で勝利した。

 9月27日にも同会場で無観衆で札幌と水戸ホーリーホック戦があったが、2−3で札幌が敗戦している。

 10月9日現在のグループA、グループB、グループCの成績は次の通り。


■グループA         試合 勝 分 敗 得点 失点 得失差
1位:水戸ホーリーホック    6  5 0 1 16  5  +11  
2位:横浜F・マリノス     6  3 1 2 16 10  +6 
3位:清水エスパルス     5  2 1 2  7  8  −1
4位:浦和レッズ       4  1 0 3  6  11  −5
5位:名古屋グランパス    3  1 0 2  4  9  −5
6位:北海道コンサドーレ札幌 4  1 0 3  6  12  −6

■グループB         試合 勝 分 敗 得点 失点 得失差
1位:ファジアーノ岡山    5  4 0 1  9  5  +4
2位:徳島ヴォルティス    4  2 0 2  3  4  −1
3位:ガイナーレ鳥取     3  1 0 2  3  4  −1
4位:愛媛FC        4  1 0 3  3  5  −2    

■グループC         試合 勝 分 敗 得点 失点 得失差
1位:V.ファーレン長崎   4  3 1 0  9  2  +7
2位:アビスパ福岡      4  2 0 2  9  8  +1
3位:FC琉球        5  1 2 2  5  11  −6
4位:鹿児島ユナイテッドFC 5  1 1 3 11 13  −2
池田淳 photo・jun