コンサドーレ札幌は、６月５日アウエーの正田醤油スタジアム群馬でザスパ草津と戦い、１−１のドロー。順位を上げたい札幌としては、最下位の草津相手に手痛い引き分けとなった。
　
　試合は、前半２１分にＤＦ西嶋からのクロスにＦＷ近藤が右足で合わせ、札幌が先制。連勝へ向け勢いに乗るかに思われた。しかし、札幌石崎監督も「先制の後、何回かあったチャンスを決めきれず、イージーなミスが多すぎた」と振り返ったように、追加点を奪えず、流れは草津に。
　
　すると後半１１分、札幌の左サイドを崩され、最後は草津ＭＦ高田に決められ同点。この日、２６℃を超える中、突き放すゴールを決める底力は札幌になかった。
　
　これで、１６節終了時、４勝７分４敗の勝ち点１９の１２位となった。しかし、勝ち点１９ポイントに、９位大分トリニータ、１０位愛媛ＦＣ、１１位横浜ＦＣ、１３位水戸ホーリーホックが並んでおり、ここから抜け出せれば、後半戦に希望が持てる。
　
　次節は、６月１３日、函館市千代台公園陸上競技場で同勝ち点の愛媛と戦う。ワールドカップ中断期間前に、順位を上げる絶好のチャンスとなる。