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J2第14節(5月22日)アウエー徳島戦で5戦負けなしとするも0−0

10・05・25
 コンサドーレ札幌は5月22日、アウエーの鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦。押し込まれる時間帯も多かったが、守備では集中力を切らさず0−0のスコアレスドローに持ち込んだ。
 
 当日は曇り、気温22.5度と、この時期らしく試合をするには良いコンディションの中行われた。前半、ホームの徳島が出足の早さと巧みなパスワークで試合を支配。同24分には、徳島MF柿谷にゴールエリア付近からあわやのボレーシュートを打たれるもバーに助けられた。対する札幌は、MF芳賀と、初出場ではつらつとした動きのMFパクを中心にピンチの芽を摘むも、攻め手なく0−0で折り返した。
 
 札幌は後半開始から、MF古田に変えFW近藤を投入し、近藤の突進力から徐々に流れを押し戻した。同15分にはMF岡本からMF内村、同23分にパクからMF宮澤と勝ち越し点を狙い、次々に代えた。この交代も功を奏し、互角の展開となった終盤。終了間際には、右サイドのDF藤田からのクロスが入り、ペナルティエリア付近で近藤、内村と渡る。内村は、完璧な切り返しから右足でシュートを放つも、徳島DFにクリアされ、決勝ゴールとはならず、0−0のままタイムアップとなった。
 
 これで札幌は、5月2日のロアッソ熊本戦(0−0)以来、5戦負けなしではあるが、その間1勝4分けとなり、勝ち点は思うように積み上がらない。第14節終了時点で、3勝6分け4敗の勝ち点15の15位と更に1つ順位を落とした。

 次節は、5月30日(日)、ホーム厚別公園陸上競技場で17位のカターレ富山と対戦する。ここでの勝利は勝ち点3以上の意味を持つ。
 
編集部