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プロカメラマン“石井一弘の目”『エースナンバー9番同士の対決裏表』

21・03・11
 2月27日、明治安田生命J1リーグ第1節、札幌対横浜FCの開幕戦でエースナンバー9番同士の対決が見られました。

 その2人とは札幌のMF金子拓郎と横浜FCのFWクレーベ。この試合で活躍し、共に得点を取っています。

 前半7分。横浜FC自陣からMF中村が札幌陣内左サイドに長いフリーキックを蹴り込んだ後の対決シーンの紹介です。


 上写真/横浜FCにJ2千葉から新加入したFWクレーベ(左の9番)と、昨季ベルギーに移籍した鈴木武蔵の後を継いで大卒2年目にしてエースナンバーを背負う札幌MF金子(右の9番)が競り合う。最初はクレーベが触れたが、金子が体を入れる


 上写真/札幌MF小柏(右)も加わり三つ巴で奪い合う


 上写真/体を反転させクレーベがボールをキープしたように見えるが、タッチが長くなり、この後は札幌DF田中(2番)が処理、後方のキム・ミンテにパスを出した


 この試合、金子は2ゴールと新9番の重圧を感じさせず、札幌勝利のヒーローとなった。一方のクレーベも移籍後初の試合で意地の1点を返すゴールを決め、共にエースナンバーにふさわしい活躍だった。今後どこまでゴール数を伸ばすかにも期待したい。                    
                                  
                          写真・文 石井一弘