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J2第10節(5月2日)磐田時代の名コンビ、ゴン中山と藤田の対決に沸く

10・05・02
 5月2日、試合会場の熊本市水前寺競技場は気温25度と、ゴールデンウィークに相応しい春の陽気につつまれた。
 
 コンサドーレ札幌はアウエー連戦の中、ロアッソ熊本と戦い0−0のドロー。札幌の選手には厳しい気温かと思われたが、上位チームに対し最後まで集中力を切らさず引き分けに持ち込んだ。
 
 この日の札幌は、FWキリノが1トップで先発し、FWの近藤が右サイドハーフからの突破を生かす布陣。しかし近藤の持ち味でもある強引な突破をしかけるも決定機まではいたらず。4戦連発弾を期待されたMF上里も疲れからかキックの精度を欠き、前半を0−0で折り返した。
 
 なんとか先制点を奪いたい札幌は、後半24分、満を持してFW中山が登場。すると熊本も負けじと、同31分にMF藤田俊哉を投入。磐田時代、共に黄金期を築いたベテランの競演に会場のボルテージも一気に上がった。
 
 札幌は、同じく交代で入ったMF砂川、岡本が流れを引き寄せるもスコアは動かずドロー。勝ち点3は奪えなかったが、終盤の戦いは次に期待が持てる内容だった。
 
 次節は5月5日、ホーム札幌ドームで東京ヴェルディと戦う。ゴールデンウィーク最終日の「こどもの日」に、駆けつけるであろう小さなサポーターに勝利をプレゼントしたい。
 
編集部