コンサドーレ札幌の王道と遍歴2021年2月号

交響楽団
「Orchester」はドイツ語
サッカーの一番美しいチームの喩え
お互いにパートパートの持ち場あり
オーケストラは50から7、80人
楽団員の数は多いが固定され個の技
フース・バルは11×11が無限に

ニューヨークフィルが後楽園で演奏
野球の2nd辺はペットの音が強烈で
天井が無い分管楽器の音は空を舞う
ティンパニーとバスーンが強から弱
聞こえてくるではないか地を這う音
バイオリンビオラコントラバスだぞ

北海道コンサドーレ札幌は転変の年
新選手と地方の割合が丁度良い具合
何かを極めてくれそうだと期待は大
メイドインJAPANのオケも元気
札響は学校の講堂での演奏が得意で
そうです教育現場はステージが無い

いつでも「俺に任せろ」がいるもの
コンサドーレはペトロヴィッチ監督
札響の指揮者キム氏は1972年に
ミュンヘンオリンピックの芸術部門
地元オケを率いて見事な演奏を披露
ミシャ監督のコンダクターも纏め役
コンサドーレ札幌の王道と遍歴

上写真/昨季J1第24節横浜FC戦で、札幌のペトロビッチ監督が指揮者の様に指示を送る。後ろには通訳でコーチの杉浦氏がシンクロして一心同体に見える。2020年10月24日、札幌ドーム、撮影・石井一弘

コンサドーレの王道を拓く
今季はミシャに指揮棒を持たせよう 選手とコーチが造り上げた魂よ響け
 北海道コンサドーレ札幌の沖縄キャンプは、指揮者・ミハイロ・ペトロビッチ監督が不在のまま、20日以上続いた。28人の選手と、同じぐらいのコーチと、OB(創設時代のDF平川弘、大森健作、FW吉原宏太、曽田雄志、DF野々村社長、MF河合竜二と砂川誠、古田寛らの新聞・TVのコラムや解説で「昔の名前で指導」が見える)。さらに強化部長、GMらの後押しで選手らは「形になりつつある」。  
 まるで交響楽団が、演奏会に向けて「個を鍛え、演奏の準備、さらにコンダクターの好みと、作曲者の魂を盛り込むため」。キャンプと同じような「取り組みをして演奏会が成り立つ」。
 札幌交響楽団は、市街から定山渓に向かう途中の「芸術の森」に練習場がある。コンサドーレは沖縄キャンプを打ち上げると、まだ雪の中の札幌には帰れない。今年も「熊本合宿」が最後だろう。
 いつもと違うのは、監督不在の期間と、「2月27日の開幕戦がホーム・札幌ドーム」。Jリーグの村井満チェアマンは、埼玉の浦和育ち。「札幌のオープン戦は、春まだ遠い本州から」を忘れたのか。また、「紙面を持たない報道関係者は、記者席・カメラマンは取材には入れない」と言ったのも「Jリーグ関係者」だった。このような、時代を想定しなくとも、Web時代が来ることはメディアの先駆者には分かっていたはずだ。
 現段階ではペトロビッチ監督にいわゆる「指揮官」としてピッチに立ってもらい、その姿に「選手、サポーターが応援できる力」が出せれば「成功」であろう。
プロカメラマンに「ムービーから写真」
 新型コロナウイルスがスポーツ界にも様々な「システム」を持ち込み、利便性を試行錯誤させている。最初にサッカーJリーグが取り入れたのが、マスク必着、無観衆ゲーム、観客制限。これと我々報道陣に登場したのが「オンライン会見」。監督、選手のインタビューは、パソコンなどを利用して「別室での会見」。
 行き着いたところは、「代表質問で3、4人の対象者を登場させ意見交換」、さらにムービーで流し「お気に入りの場面をスチール写真にしても良い」、あたかも「カメラマンがパチリと瞬間を捕らえたような計らい」。動画配信は止められるし、Web版ぐらいなら「スチール写真に見える」。カメラマンに「ムービーを持ち歩いたら」と言ったら、叱られた。そんな時期が来たのかもしれない。
スカパーの野々村・名波MC番組
 (株)コンサドーレ野々村芳和代表取締役社長CEOのもう一つの顔、親友の名波浩氏とダブルMCで展開するスカパーの「Jリーグラボ」。2012年に始まり、2021年2月に93回を迎える。1月31日には、「コロナ時代のクラブ経営」と題して、ダブルキャスターと、某チームの経営者の「健闘ぶり」を披露していた(夏場の録画)。金のある会社は「どーんと高い買い物」をして、名声を上げて行く。今はじっくりと状況を見て、「選手育成」に取り組む。結論は出ないままだったが、野々村社長の個人的な意向としては、「浦和が気になる」ようだった。
民報(TVH=道内、テレビ東京配信)5百回の賛辞
 真夜中のサッカー番組「F×B」。500回スペシャルを1月31日零時20分から見た。川崎フロンターレの中村憲剛の特集だった。土曜の夜中に「スカパー」を見て、ここへチャンネルを回すのが常である。ふと1年に日曜日は何日(52日から53日)。500回というと9年以上は続いている。2020年−9年=2011年から。「サッカージャンルが薄い中、貴重な番組です。NHKの日曜日Jリーグ総括「Jリーグタイム」は、結果だけと解説者が決まっているので、新鮮味がない」などなど。
 この500回目の企画には、JAPANの森保一監督、JFAの田嶋幸三会長、Jリーグの村井満チェアマンの3人が「記念と感謝の気持ち」を、それぞれに語っていた。オンラインでの出演だったが、田嶋キャプテンが、少し太って、元気そうに見えた。
サッカー選手の一週間と独り言
 スポーツ運動学という学問が米国であるということを知った。ALPA(アーパー)というスポーツマンの専門書だった。プロの選手の1週間が「私の頭脳」を支配した。月曜日から日曜日まで、1週間は月曜から始まっていた。
 月曜は休息日。火曜〜水曜〜木曜は練習日。金曜日は家族サービスデー。独身者はそれぞれのフリータイム(フライデー=無人島 山の向こうは 美女の街=自由にお遊びください=新型コロナウイルスの今、濃厚接触はだめ=自粛)。土曜日は試合の準備で練習か、試合日。日曜日の午前中は祈りのために(日曜学校か教会)。夜にゲームがある。夕食後の午後9時ごろの開始が多い。納得、月曜は何もできない。そこで一句。「その先は 無粋と阿吽の呼吸あり」=道永(MITIHARUKA=私の俳号)。
 静岡での試合前夜、「眠れない。よしとばかりに、運動」。ぐっすり。試合ではハーフタイムに茶碗に入った緑茶に氷「まさに地獄で救いの神」。ラグビーのヤカンに入った水。「命の水」という。飲んだ経験はないが、今の飲水タイムより効き目はあっただろう。
 4文字コラムを20年も書いてきた。四字熟語が原点である。俳句には季語がいる。川柳には縛りが無い。人生は一週間の繰り返し。生活の基本は「1週間」。今は「テレビ・パソコンワーク。家にいること=自粛が増えた」。
 最後に新型コロナウイルスで、新発見したのはコンサドーレの誕生の地。厚別公園競技場(札幌市営)の「相手チームのロッカールーム」。飲水できる「水道(公共)」は無いし、トイレも共用。コロナ禍での「3密」が心配。札幌ドームは完璧に近いが、トイレの「密集」が心配。これも「厚別の悲劇」も同様。サッカーは野球のように1回ごとの交代時間が無い。トイレを使用できるのはハーフタイムの15分のみ。
 今だからこそ「改善のチャンス」。今季こそサッカーに「光を!」。
                                                  (池田 淳)