コンサドーレ札幌の王道と遍歴2024年5月号

からくち
札幌の日本酒「千歳鶴」の瓶が新装
23年11月から「からくち」発売
「コンサドーレ」の応援団で30年
サッカーをやって「75年」85歳
遂に「右の腰に来た」右ウイングだ
GKに始まりDFからHBやFWに

ただ今休養中だが「酒」は止めない
札幌ドーム近くの居酒屋がたまり場
コンサドの「応援団」だが岡目八目
その仲間達が過日に我が家を訪れた
話題はJ1の20チーム中20位だ
最近は先取点を取るが逆転負け多い

酒は百薬の長と言われることがあり
大風呂敷きを広げて話し話題も豊富
だが「からくち」を銘打って出場し
最近少しだらけた「からくち」あり
ほっとして気を緩めるのはコーチ陣
今が肝心の『応援団』もほっと一息

「からくち」の本家日本酒のルーツ
ほら「北の勝」「福司」根室と釧路
さらに旭川に小樽や札幌とくればネ
もはやコンサドはシステムではない
こわごわと出て来る選手はいらない
「からくち」でムッとした男がいい
コンサドーレ札幌の王道と遍歴

上写真/1−2の逆転負けにサポーターに頭を下げるキャプテンMF荒野(手前左)、試合終盤に出場しながらも闘志をむき出しに戦ったMF小林、DF菅、FW鈴木ら札幌の選手たち。写真は5月6日、札幌ドーム、撮影・石井一弘

コンサドーレの王道を拓く
これ以上下がることはない。上を向いて戦おう
 北海道コンサドーレ札幌の今季の明治安田J1リーグ12節までの戦績は、1勝5分け6敗の勝ち点8で20位。初勝利は4月6日の第7節。ホーム札幌ドームのガンバ大阪戦で虎の子の1点、宮澤のゴールで1−0と完封勝ちした。

 この1勝から11節までは4連続引き分けで5戦負けなし。5月8日の12節、対FC東京戦は、札幌が先制するも逆転を許し1−2で敗戦。6節の対名古屋グランパス戦(●1−2)以来、6戦ぶりの黒星となった。

 札幌は、12節を含め7試合連続の先制点は奪っているが、複数得点は第10節の湘南ベルマーレ戦(△3−3)しかなく、勝ちにはつながっていない。総得点は11、失点は23で、得失差−12と厳しい。

 オールコートマンツーマンプレスを貫くミシャサッカーで裏のスペースを突かれる失点はある程度しかたがないとしても、それを上回る複数得点を狙うのがミシャサッカー。ここのところは復帰したFW鈴木に期待しているのだろう。

 無論、今季を振り返るのは早いのは分かっているが、第10節の湘南戦で3−0からの引き分けがターニングポイントだったとならなければいいが―。
AFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦は11日、横浜F・マリノスが挑む
 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝戦、Jリーグ代表の横浜F・マリノスが初優勝を懸け、UAEのアル・アインと対戦する。

 決勝戦はホームアンドアウエー方式で、第1戦は5月11日、ホーム横浜国際総合競技場で19時キックオフ。アウエーの第2戦は、5月25日に行われ、2戦合計のスコアで優勝を争う。

 現在、ACLの大会レギュレーションは準決勝まで東西に分かれて大会を行い、決勝戦は東地区の代表と西地区の代表によるアジア頂上決戦という形となっている。

 今回、西地区を勝ち上がったのは、元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ監督が率いるUAEのアル・アインで、2016年以来となる決勝進出を決めた。

 東地区は、準決勝で横浜F・マリノスが韓国の蔚山現代と戦い、2戦合計で3−3となり延長戦からのPK戦を5−4で勝利。クラブ史上初となる決勝進出を決めていた。クラブ悲願の初優勝、Jリーグ代表のアジア制覇となるかに大きな期待がかかる。