コンサドーレ札幌の王道と遍歴2024年4月号

山男の歌
「やまおとこのうた」よく聞けよだ
7年目のペトロヴィッチ監督に引導
しばらくお目にかかっていなかった
元コンサドーレDF平川弘氏の嘆き
「コンサCHECK」道新にお目見え
「いつまで監督をするつもり」と嘆く

広島と浦和の後コンサドーレで7年
通算18年の外国人監督として最長
リーグはJ1から3まで60チーム
今期ミシャの成績がJ1の20位に
引分けで始まり5戦敗戦やっと1勝
7節終わり最下位キープの「うきめ」

「話変わって」宮澤裕樹と聖地厚別
対ガンバ大阪戦1−0で初勝利の技
宮澤のヘディングシュートが決まる
若いころFW宮澤ヘディング決まる
聖地厚別の「思い出」が蘇る場面だ
厚別の改修プランは「聖地」蘇らす

ミシャ監督の「最下位」脱出はいつ
今後はルーキーの活躍も期待できる
「聖地厚別」もコンサドーレを待つ
心機一転コンサド頂点に立たせたい
ミシャから横浜FC四方田修平監督
それまで「山男の歌」を歌い続ける
コンサドーレ札幌の王道と遍歴

上写真/前節名古屋戦に引き続き先発出場した札幌MF宮澤がヘディングシュートを決め、今季初勝利のヒーローとなった。前半6分、G大阪の選手と競う宮澤、左に今季からキャプテンを譲った名コンビの荒野がいる。前節の宮澤先発からチーム状況が上向きとなっていた。写真は4月6日、札幌ドーム、撮影・石井一弘

コンサドーレの王道を拓く
7節目で今季初勝利。ここから浮上なるか・・・
 北海道コンサドーレ札幌の2024シーズン開幕戦は2月24日。アウエーでアビスパ福岡と戦いスコアレスドローで勝ち点1獲得。ここからの5戦は黒星が続いた。

 2節(3月2日)、アウエーのサガン鳥栖戦は●0−4のスコアで敗戦。
 3節(3月10日)、ホーム開幕戦となった浦和レッズ戦は●0−1の完封負け。
 4節(3月16日)、ホームのFC町田ゼルビア戦はルーキー原の初得点も●1−2で逆転負け。
 5節(3月30日)、アウエーのヴィッセル神戸戦は●1−6と大敗。
 6節(4月3日)、ホームで平日開催となった名古屋グランパス戦は、DF馬場のプロ初ゴールも●1−2の逆転負け。

 迎えた4月6日の第7節、ホーム札幌ドームでのガンバ大阪戦で札幌は今季初勝利。首の皮一枚つながった。

 前節から復帰していた元キャプテン宮澤は、敗れはしたが名古屋戦でさすがの存在感を見せていた。そして今節、抜群のポジショニングからヘディングでの決勝点。1−0の完封勝ちにベンチもゴール裏サポーターも沸いた。しかし勝ち点3はつかんだもののトンネルから完全脱出と言えるかは、まだ早い。

 次節は4月13日、アウエーのデンカビッグスワンスタジアムで行われるアルビレックス新潟戦で連勝し、暗いトンネルの先に桜前線札幌到達となるか―。