コンサドーレ札幌の王道と遍歴2024年3月号
艱難辛苦
上写真/退任会見をするコンサドーレ札幌(当時)の元監督、ユーゴスラビア(現セルビア)出身、ラドミロ・イバンチェビッチ氏。写真は2002年9月15日、札幌ドーム、撮影・石井一弘
四字熟語をタイトルにサッカーをリズミカルにうたう
16文字を6段4パートに分け、旬なサッカーの話題とコンサドーレの今と歴史を表現する独自のコラムは2001年9月から筆者(編集長池田淳)が始めた。日本代表やコンサドーレが好調な時はペンも進むが、16文字にリズム良くまとめるのは容易ではない。
毎月の主題となる四文字熟語は、2001年2月20日池田書店発行の「四字熟語ハンドブック」を参考に約四半世紀愛読している。
今回のタイトル「艱難辛苦」は2002年7月にも登場していた(下段で紹介)。そのシーズンのコンサドーレは柱谷哲二→イバンチェビッチ→張外龍と3人の監督が請け負ったが最下位の16位でJ2降格となった。
現在のコンサドーレは8年連続でJ1の舞台で戦うなど、あの時代から見ると安定しているが油断は出来ない。7年目のミシャ監督率いる今季の戦いに期待したい。
毎月の主題となる四文字熟語は、2001年2月20日池田書店発行の「四字熟語ハンドブック」を参考に約四半世紀愛読している。
今回のタイトル「艱難辛苦」は2002年7月にも登場していた(下段で紹介)。そのシーズンのコンサドーレは柱谷哲二→イバンチェビッチ→張外龍と3人の監督が請け負ったが最下位の16位でJ2降格となった。
現在のコンサドーレは8年連続でJ1の舞台で戦うなど、あの時代から見ると安定しているが油断は出来ない。7年目のミシャ監督率いる今季の戦いに期待したい。
2002年7月11日号も「艱難辛苦」だった 今シーズンはいかに
「かんなんしんく」は苦労をする様
苦しみ悩み辛いことに遭遇して難儀
人生の難物を一つに纏めて余り有る
艱難辛苦を乗り越え汝玉になるの例
原石を切り出し玉に至り削り挙げる
いつコンサドーレは玉になれるのか
柱谷哲二監督の更迭はW杯の最中に
事情はどうあれ何という辛抱の無さ
難儀を分かち合える土壌は無いのか
無垢な者をはぐくむ度量は無いのか
誰かに頼んで人を頼りにする土地柄
出来合いの商品に新しい文化は無い
W杯の試合をドームとテレビで見た
世界一流のプレーが緑の芝に映える
結果はどうあれ選手の対峙が面白い
一時たりとも目が離せない欲が出る
今ピッチにいる君は何を積み上げた
ここまで磨き上げたプロセスに感動
コンサドーレの受難の道がはじまる
新監督を迎えカンフル剤を打ち込む
主治医が変わって対応できる体力か
W杯で目を養ったサポーターは分る
サッカーは勝ち負けだけでない事を
選手の真摯なプレーに輝く玉を見る
苦しみ悩み辛いことに遭遇して難儀
人生の難物を一つに纏めて余り有る
艱難辛苦を乗り越え汝玉になるの例
原石を切り出し玉に至り削り挙げる
いつコンサドーレは玉になれるのか
柱谷哲二監督の更迭はW杯の最中に
事情はどうあれ何という辛抱の無さ
難儀を分かち合える土壌は無いのか
無垢な者をはぐくむ度量は無いのか
誰かに頼んで人を頼りにする土地柄
出来合いの商品に新しい文化は無い
W杯の試合をドームとテレビで見た
世界一流のプレーが緑の芝に映える
結果はどうあれ選手の対峙が面白い
一時たりとも目が離せない欲が出る
今ピッチにいる君は何を積み上げた
ここまで磨き上げたプロセスに感動
コンサドーレの受難の道がはじまる
新監督を迎えカンフル剤を打ち込む
主治医が変わって対応できる体力か
W杯で目を養ったサポーターは分る
サッカーは勝ち負けだけでない事を
選手の真摯なプレーに輝く玉を見る
(池田 淳)
人生の難物を一つに纏めて余り有る
難題を切り抜けその先を見つめる人
勝敗を争うサッカーゲームの前日に
北海道新聞のスポーツ面で見つけた
北海道コンサドーレ札幌への応援歌
艱難辛苦は2002年J2降格以来
2002年7月当時の監督交代の話
柱谷監督からイバンチェビッチ監督
実は札幌の3バック4バックの発端
W杯の7月終了後J1「16位」に
J1リーグを「死守」したかったが
2002年は「日本韓国W杯の年」
W杯1998年の岡田武史氏の逸話
さらに2001年に札幌を去った男
我が北のサッカーアンビシャスの涙
当時は月刊誌として道内で販売した
朝日新聞が付録として配布していた
毎月「イレブン」の11日が発行日
艱難辛苦は2002年7月11日号
四字熟語ハンドブック池田書店発行
2001年2月20日発行の逸品だ
サッカーの物書きに成り四文字熟語
5−7−5の川柳と俳句で前進前進