コンサドーレ札幌の王道と遍歴2022年1月号

四字熟語
「よじじゅくご」コラムを表現する
古来漢字の発祥国中国で偉人が表す
我が国ではコラムニストが端的な評
「前途有望」や「前途洋洋」と共に
「前途多難」なことや「暗雲低迷」
スポーツ界は「評論家」が良く使う

北海道コンサドーレ札幌の発祥から
「北のサッカーアンビシャス」発行
4文字コラムとしてダジャレを書く
今年なら「前途有望」は小柏剛選手
日本代表に選ばれ有望視されている
さらに「前途洋洋」は高嶺朋樹かな

「起承転結」の4パートの16文字
この3番目は「前途多難」の部分だ
金子拓郎と田中駿汰は牽引力を期待
コンサドとともに世界へを地で行く
苦難の無いところに「喜び」は無い
キャプテン宮澤裕樹が「ドキドキ」

最後は「暗雲低迷」檀崎竜孔が復帰
高校選手権の昔の話しは室蘭大谷高
初準優勝の高橋正弘監督が印象深い
小嶺忠敏監督がその折本道を訪ねた
その小嶺氏がまだ監督で北海と対戦
監督は欠席し高校は2戦で敗退した
コンサドーレ札幌の王道と遍歴

 上:上段左側写真/2021年8月9日、第23節浦和戦での札幌FW小柏。上:上段右側写真/同日の浦和戦、右の札幌DF宮澤とマッチアップする左の浦和FW興梠には「捲土重来」を期して札幌で活躍してもらいたい。        上:下段左側写真/2021年10月24日、福岡戦で元札幌の福岡DF奈良と競る札幌MF高嶺。上:下段右側写真/2021年11月27日柏戦での札幌MF金子、後方左はDF田中駿汰。いずれも札幌ドーム、撮影・石井一弘

コンサドーレの王道を拓く
 行く年、来る年。「前だけを向いて進もう!」
 あっという間に迎えた2022年。コロナ狂騒曲はまだ終わりそうにない。コンサドの2021年はJ1で10位。上位進出はならなかったが若手は「キラリ」と光った。今季こそはACLとミシャ監督が得意とするルヴァンカップ制覇を狙う。
 2021年Jリーグ7得点の小柏剛がキリンチャレンジカップ2022に臨むJAPANメンバーに選出された(その後、ウズベキスタン代表戦はコロナの影響により中止が決定)。同じく7得点の金子拓郎も他チームに狙われたが札幌で更なる飛躍を誓う。この前線に元日本代表の点取り屋、興梠慎三(浦和レッズから)がエッセンスを加える。復帰組の檀崎竜孔、藤村怜も絡むと面白い。未完の大器、中島大嘉も虎視眈々。
 中盤の選手は、荒野、深井を軸に安定感。ミシャサッカーを体現する駒井、フィットしてきた青木が攻撃のタクトを振るう。サイドはルーカス・フェルナンデスと菅の「飛車角」で相手の急所を突く。高嶺は、チームメイトの松山光ばりの「イーグルショット」も飛び出した。
 後ろは、キャプテン宮澤(リベロも担当)、田中駿、福森を中心に前には強いが、がっちり守って逃げ切りには課題。最後の砦、菅野は「今季も門番任せたゾ」。
行く人、来る人
・四方田修平ヘッドコーチが、横浜FCトップチームの監督に就任。同じく竹内清弥コーチが横浜FCトップチームのコーチに就任。
・2021年8月から名古屋グランパスへ期限付き移籍していたキム・ミンテが鹿島アントラーズへ完全移籍。
・2021年から京都に期限付き移籍していた白井康介が京都サンガF.C.へ完全移籍。
・2021年からサガン鳥栖へ期限付き移籍をしていた岩崎悠人は2022年もサガン鳥栖へ期限付き移籍継続。
・浦和レッズから興梠慎三が札幌へ期限付き移籍で加入。移籍期間は2022年2月1日〜2023年1月31日まで。
・ジェフユナイテッド市原・千葉へ期限付き移籍していた檀崎竜孔が札幌に復帰。
・2021年からカターレ富山へ期限付き移籍をしていた濱大耀は2022年もカターレ富山へ期限付き移籍継続。
・2021年からモンテディオ山形へ期限付き移籍していた藤村怜が札幌に復帰。
・2021年からサガン鳥栖へ期限付き移籍していた中野嘉大選手がサガン鳥栖へ完全移籍。
・2017年から札幌に加わっていたタイ代表のチャナティップが川崎フロンターレへ完全移籍。

※2021年12月10日から22年1月11日発表分まで
 
高校サッカーもFIFA基準に
 第100回全国高校サッカー選手権、本道代表の北海高校は12月29日の1回戦で小嶺監督率いる長崎総合科学大学附属高校と対戦。北海が先制するも1−2の逆転負けで姿を消した。

 高校サッカーの近年の動きでは、海外からの留学生選手の出場は2019年にFIFAから問題視され、JFAに対し正式に通達があり、すでに登録していた選手以外、新規の登録は禁止の方向となっていた。

 これはさかのぼること2009年にFIFAが「移籍条項第19条」として定めた「各クラブは特例を除き、18歳未満の海外の選手を受け入れてはならない」に起因するものと考えられる。

 特例は3つのパターンで、「18歳未満の選手の両親がサッカー以外の理由で引っ越した場合」、「自宅が国境から50キロメートル以内にあり、隣国のクラブもまた国境から50キロメートル以内で、かつ両国の連盟が合意した場合」、「16歳以上18歳未満でEU内、EEA(欧州経済領域)内での移籍の場合」としている。

 日本で注目されたのは、東京オリンピックでも活躍した久保建英のプロ契約前の例だろう。久保は川崎フロンターレの下部組織に所属していたが、11歳の時点でスペインのFCバルセロナの下部組織に合格し、入団。その後、トップチーム入りを夢見ていたが、バルセロナがFIFAから18歳未満の外国人選手の獲得・登録違反による制裁措置を受けた為、2015年に帰国。FC東京の下部組織に所属すると飛び級で活躍。2017年、16歳でFC東京とプロ契約を結んだ。プロとしてのデビュー戦は2017年のルヴァンカップでの札幌戦だった。

 JFAとしては、日本の高校サッカーはプロクラブの下部組織ではなく、教育の一環である「部活」であり、強化だけの目的ではないなどの理由で適用除外を主張したが、今のところ海外選手の扱いについてFIFA規定に変更はないようだ。

追記 本コラムでもご紹介していた高校サッカー界の名将、小嶺忠敏監督が逝去されました。心よりご冥福をお祈り致します。
                               (池田 淳・編集部)