コンサドーレ札幌の王道と遍歴2021年10月号

エリート
「特待生」とでも言おうか注目の人
サッカーが21歳を特別視するのは
森保一監督JAPANもフレッシュ
札幌の菅大輝と田中駿汰に金子拓郎
Jリーガーは「控えの選手」プラス
さらに「中堅」「トップ」がプロだ

Jリーグが若手選手の育成のために
これまでも「サテライトリーグ」や
2018年には「育成マッチデー」
「ポストユース」と「アカデミー」
いわゆる「飛び級選手」発掘の意義
大人の悩み子知らずとはどんなもの

北海道コンサドーレ札幌が参加した
道内は練習相手になるチームがない
大学生や企業とクラブチームはある
しかし試合数も増えそれぞれに一杯
「レベル面でも」ちょっと腰を引く
開けてみると列島中「悩みは同じ」

J1−J3の57クラブ中14参加
2021年はA6B4C4チームだ
試合のエントリーはクラブ全員だが
21歳以下が3人以上の登録は必要
札幌はAグループ水戸や浦和や清水
横浜FMと名古屋で2試合総当たりだ
コンサドーレ札幌の王道と遍歴

上:上段写真/9月27日、JエリートリーググループA第8節第2日の対水戸ホーリーホック(J2)戦、前半42分、戦況を見守る札幌四方田修平監督(右端、この試合は監督登録)とコーチ陣、左手前水戸の濱崎芳己ヘッドコーチ。 上:下段写真/後半追加タイム4分、水戸DF北条(47番)、MF上野山(その後方)の攻撃を懸命に止める札幌MF小沼(左端)、DF水口(右端)ら。宮の沢白い恋人サッカー場、撮影・石井一弘

コンサドーレの王道を拓く
Jリーグに「新風が吹き込んできた」  エリート+OBが盛り上がっている
 札幌のミハイロ・ペ卜ロビッチ監督は「日本に来てルヴァンカップ」を気に掛けてきた。最終ラウンド?の北海道コンサドーレ札幌では、「勝ち進めなかった」。Jリーグは「トップリーグ」だが、ルヴァンは「これからの選手も出てくる」。日本選手の「期待はこの時期に見定められる」。「気取り屋の年長組によちよち步きの幼年組」、鍛えがいがある。
 本誌のライターである伊藤庸夫氏(80歳、京都大出身)が9月号の「ヨーロッパの現
状」で書いてくれた。監督から選手の考え方まで変わろうとしている。編集者の監督論の手本になるのは、特集で「世界の名監督列伝」だ。世界の50選で、ドイツ、イタリア、フランス、スペインと、欧州選手権の覇者の顔が並ぶ。選手はと見ると出身地は「かなり偏っている」。各国の名誉の為に、個人の名前は失礼させてもらうが、2010年から20と年をかけて、選手と監督、コーチの在り方が、変わってきている。
 ここでペ卜ロビッチ監督とコーチ、選手の場合を考えてみる。システムに偏りすぎて「個の力」を、「軽視」しているのではないか?。最近の新聞紙上を賑わしている「個の力を大事にした成長を見る」。ここで「エリート」という言葉が出てきた。
「自分が決める」覚悟
 コンサドーレが発足した1996年に北海道にプロチーム発祥。日木を代表する選手はほとんど居なかったが、第74回全国高校サッカー選手権で得点王になった大阪・初芝橋本の吉原宏太選手が入団した。彼は、札幌にこの年入団、24試合に出て6得点。翌年は15試合8得点。 さらに1999年岡田武史監督の時、15点でチーム得点王になって日本代表入りを果たし、札幌を去った後にガンバ大阪入団 。そして大宮アルディージャと水戸ホーリーホックで活躍、2012年に引退。その後札幌に来て、今は解説者として活躍している。北海道新聞の「クローズアップ・コンサ」で、得点する「秘策」を解説していた。ゲットするとしないは「天国と地獄の差」があると。
サッカー解説者のチェック
 コンサドーレ札幌が産声を上げた時、DF平川弘だけが日本代表経験者だった。順天堂大学の頃から「代表」。その後プロリーグ2か所を経て札幌へ。それから「札幌に居ついた」。厳しい指摘もするが、10月2日のアウエーガンバ大阪に5−1で勝利した「よろこびの声」は 
「呪縛を解いたのは駒井だった」と、説いた。同感だった。キレイすぎて「力がない」。そんな中で「飛び出してきた」のが「Jリーグエリートリーグ」だ。一応ゲームの勝ち負けは「気にしている」が、21歳以下の技術向上を狙っている。
俺たちも応援しよう
 何で今頃?「OB会応援団」が9月24日に結成した。元選手で構成して初代会長は1996年から3年間MFでキャプテンだった後藤義一氏(57歳)。会の愛称は「コンサオールズ」。解説者や地元出身者、サッカーバーの店長。形は整った。後は、後押しだけ。「万全の態勢で進歩を期待しよう」。
                                    (池田 淳)