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SSSが「スポーツコミュニティ形成促進」多世代スポーツ交流事業を開催

12・01・11
 特定非営利活動法人SSSスポーツクラブ(SSS札幌サッカースクール)が、「平成23年度文部科学省スポーツコミュニティ形成促進・地域課題の解決事業」の一環として、12月18日にスポーツ交流施設つどーむで多世代スポーツ交流イベントを行った。

 この交流イベントは、文部科学省が実施した全国体力調査において北海道の子どもたちが全国ワースト上位となっている現状に対し、地域の子どもたちが積極的にスポーツに取り組める環境を提供することを目的に参加費無料で行われた。

 今回の活動では、この趣旨に賛同した、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、財団法人北海道サッカー協会や民間企業、団体も後援に入るなど、高い注目が注がれた。

 交流イベント当日は、SSSのクラブ員だけでなく、地域の小学生や保護者も参加。総勢300人を超す人たちが集まり、和やかな雰囲気の中、一緒に汗を流した。

 イベントプログラムとしては、SSS独自のシステムである特許技術と電子機器を活用したサッカー競技会や、各種ボールゲーム、フットサル交流ゲームなどを行った。また、駄菓子やくじ引きが楽しめるコーナーも設置してあり、ここでの収益から、日本赤十字社を通して寄付活動を行った。

 今後もSSSは、青少年の健全な育成を基本に、このような地域社会貢献活動を積極的に行っていくという。サッカー系NPO法人の先駆けとして、これからの活動にも期待が集まる。
編集部