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激戦を制しバーモントカップ全国大会出場2チーム決定

11・12・11
 U−12世代のフットサル日本一を争う「バーモントカップ第21回全日本少年フットサル大会」。全国大会への出場権を賭けた北海道予選が、12月3、4日の2日間、苫小牧市総合体育館で行われ、各地区予選を勝ち上がった代表16チームが北海道2代表の座を賭け争った。

 全国大会に出場できる北海道代表枠は、全国で最も予選参加チームが多いため、2枠が与えられている。

 その全国の出場権がかかる4日(日)の準決勝。激戦を勝ち抜き上がってきたのは、SSS札幌サッカースクール、祝梅サッカースポーツ少年団、FC DATE少年団、フロンティアトルナーレFC U−12の4チーム。ここでの一戦に勝利した2チームが全国大会への切符を手にする。

 SSSと祝梅の試合は、SSSが序盤から効果的に攻め、安定したボール回しで試合を優位に進める。祝梅も意地を見せたが反撃も及ばず。7−2でSSSが勝利し、全国への出場権を手に入れた。

 一方、トルナーレとDATEの一戦は、激しい打ち合いのシーソーゲームとなる。前半にトルナーレが1点先制し折り返すと、後半は互いに得点を奪い、奪われの白熱した展開に。最後は、夏の全道大会で優勝した経験の生きたトルナーレがこの打ち合いを制し、4―3のスコアで北海道代表権を勝ち取った。

 同日、優勝を賭けて行われた決勝戦。SSS対トルナーレの試合は、前半にSSSが電光石火の攻撃で5点を奪い優位に進めると、後半、トルナーレの反撃を1点に抑え、5−1と危なげなく勝利。SSSは昨年準優勝だった悔しさを晴らし、3年ぶり4度目の優勝を飾った。

 優勝したSSSと準優勝のトルナーレは、1月4日から6日に東京都で行われる「バーモントカップ第21回全日本少年フットサル大会」に出場する。両チームには北国ならではの、長年培ってきたフットサルの技術力で、全国大会上位進出を目指してもらいたい。
編集部