地域のサッカー情報

一覧に戻る

岡田ジャパンが今度は環境講座

11・08・11
【OIJ立ち上げ青少年教育】

 サッカーの岡田武史・前日本代表監督が2011年5月に立ちあげた一般社団法人「オカダ・インスティテュート・ジャパン」(OIJ)の学習会が7月27日札幌で行われた。
 午前中は、札幌市などでつくる「かんきょうみらいカップ2011」が札幌アミューズメントパークで行われ、小学生がフットサルやクイズで「かんきょう問題」を考えた。
 ここへ岡田さんが訪れ「水を出しっぱなしにしない」など、普段から心がけるように呼びかけた。この「みらいカップ」は、04年から行われており、「エコリレー」では、「エレベーターを使わない」や「電気、水道の節約」などを学ぶクイズにも挑戦した。
 岡田さんは、コンサドーレ札幌の監督(1999−2001年)をして、Jリーグの監督や代表監督をしており、子どもたちはテレビで見たことのあるおじさん―と興味津津だった。

 (上写真3点は7月27日、札幌アミューズメントパーク、撮影・石井一弘)


【夜は協会の役員に講演】

 歓迎を兼ねた北海道サッカー協会主催の講演も行われ、約60人の役員が出席した。会社を創ったいきさつなどを披露したが、東日本大震災の地域には「ことあるごとに足を運んでいる」と語り、環境保護活動の重要性を説いた。中でも「避難場所の空き地でこどもらとサッカーをしていると、中から被災者が出てきて観戦、目を輝かせていた」と言い「生きる力」の素晴らしさをアピールしていた。
 だが、多岐にわたって話を進めるうちに「報道に絶えない内輪話し」もあり、「ここはカット」という場面もしばしば。さらに会場設定にまで話が及び「結婚式の披露宴の会場みたい」には、記者も赤面した。協会の対応の悪さと、報道関係者への配慮も足りなかった。
 上:上段写真/北海道サッカー協会主催の講演会でこれまでの体験を語る岡田武史元日本代表監督
 上:下段写真/北海道サッカー協会主催の講演会、懇親会で記念写真を撮り終えた岡田武史元日本代表監督(中央左)と出口明道協会会長(その右)ら協会の役員たち

(上写真2点は7月27日、札幌プリンスホテル国際パミール、撮影・石井一弘)

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影