地域のサッカー情報

一覧に戻る

高校総体北海道予選、男子は旭川実業が、女子は室蘭大谷が制す!

11・07・11
 全国高校総体北海道予選が、男子、女子ともに6月14日から17日の日程で、小樽市望洋サッカー・ラグビー場などで行われた。男子は旭川実業高等学校が2年ぶり2度目、女子は室蘭大谷高等学校が3年ぶり2度目の優勝を決めた。

 男子の全国大会出場権をかけた準決勝。ベスト4に残った、駒澤大学附属岩見沢高等学校と旭川実業の試合は、安定した戦いぶりで3−0と旭川実業が力を見せ快勝。一方の北海高等学校と東海大学付属第四高等学校の試合は、最後はPK戦で全国常連の北海を下した東海第四が全国大会への切符を手に入れた。

 17日に行われた決勝戦。旭川実業が前半に先制するも、東海第四も粘りを見せ土壇場で同点に追いつくと、試合は延長戦に突入する。その延長前半、旭川実業が東海第四の一瞬の隙をつき、ゴールを奪い試合に決着をつけた。

 女子の決勝は、9年連続で室蘭大谷と北海道文教大学明清高等学校の対戦。試合立ち上がりから激しいボールの奪い合いをみせる両チーム。近年の北海道女子サッカー界を引っ張ってきたチーム同士だけに、互いのプライドがぶつかり合う好ゲームとなった。

 前半、一進一退の攻防が続いた中、室蘭大谷がゴールの隅に突き刺すファインゴールで先制点。何とか追いつきたい明清だったが、相手の堅い守備を崩しきれないままタイムアップ。室蘭大谷が夏の女王に輝いた。

 この結果、男子優勝の旭川実業と準優勝の東海第四には、7月28日より秋田県で行われる全国高校総体の出場権が与えられた。また、女子優勝の室蘭大谷と準優勝の明清は、7月23日から静岡県で開催される全日本高等学校女子サッカー選手権大会へ参加することとなった。

 全国大会に出場する各チームは、北海道代表としての誇りを胸に、全国の強豪相手に快進撃を起こしてほしい。

 (写真はすべて、6月17日、写真提供:LSIN北海道)


 上:上段写真/男子優勝の旭川実業高校、上:下段写真/準優勝の東海第四高校


 上:上段写真/女子優勝の室蘭大谷高校、上:下段写真/準優勝の明清高校

編集部