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バーモントカップ全国大会、北海道代表は

09・01・11
 
開会式で整列する北海道代表の上江別ジュニアFC(写真左)とSSS札幌サッカースクール(写真左から2チーム目)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 1月4、5、6日の3日間、東京駒沢体育館で開催された「バーモントカップ全日本少年フットサル大会」。全国各地から予選を勝ち上がった強豪48チームが優勝を争った。
 
 北海道代表は、全道大会優勝のSSS札幌サッカースクールと、準優勝の上江別ジュニアFCの2チーム。レベルの高い地域からの参加だけに期待も集まった。
 
 3チームずつの16ブロックに分かれた予選リーグ、SSSは1位で決勝トーナメント進出。一方、上江別は1勝を挙げるも2位となり、交流トーナメント(各リーグ2位同士の対戦)にまわった。
 
 SSSの決勝トーナメント1回戦。対戦相手は、J下部組織でタレントも豊富な東京ヴェルディジュニア。互いに攻撃的な展開を見せるも、開始早々にヴェルディが奪った1点で勝負が決まった。SSSは、シュート数で上回るなど健闘したが、全国の壁に阻まれた。
 
 混戦の中、優勝を飾ったのは三重県代表の津ラピドFC。J下部組織の個の強さに対抗した、フットサル戦術が光った。
 
 近年、全国的にフットサルで個の強化が見直される中、北海道代表といえども、簡単に上位進出ができる時代ではなくなった。今後はより一層、北海道の環境、特長を生かした育成から、スキルフル且つスケールの大きい選手の発掘に期待したい。
 
矢田 からす