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バーモントカップ北海道代表の2チームが決定!

10・12・11
 12月4日(土)、5日(日)、砂川市総合体育館で、「バーモントカップ第20回全日本少年フットサル大会北海道予選」が行われた。全国大会出場をかけ、各地域の予選を勝ち抜いた16チームが激突。北海道ナンバー1をかけた決勝では、コンサドーレ札幌U−12がSSS札幌サッカースクールを2−0で下し、初優勝を決めた。
 
 全国大会に出場できる北海道代表枠は、全国で最も予選参加チームが多いため、2枠が与えられている。よって、道大会で最も白熱するのが、全国の出場権がかかる5日(日)の準決勝。
 
 ここまでの激闘を勝ち進んだのは、知利別サッカー少年団、コンサドーレ、伊達サッカースポーツ少年団、SSSの4チーム。この一戦に勝利した2チームが全国への出場権を獲得することになる。
 
 コンサドーレと知利別の試合は、前半はコンサドーレが2点を先行するも、知利別の猛攻撃が実り、3ゴールを決め逆転。知利別リードで折り返す。しかし後半、選手層の厚いコンサドーレが3点を立て続けに奪い再び逆転に成功。その後、知利別も果敢に攻めたがコンサドーレゴールが遠く、結局5−3でコンサドーレが勝利。フットサルで初の全国大会出場を決めた。知利別は、惜しくも全国切符獲得はならなかったが、強豪ひしめく道大会でのベスト4は賞賛に値するだろう。
 
 一方、伊達とSSSの試合は、実力が拮抗したスリリングな試合となった。前半、先制したのは伊達。セットプレーから得点を決め、1−0で折り返す。後半は、SSSが同点に追いつくも、伊達が2点目を奪いSSSを突き放す。しかし、SSSも粘りを見せ再び同点に持ち込み、2−2で延長戦に突入。延長前半は互いに1点ずつを加点し、勝負は延長後半に。最後は、その後半開始早々にSSSが2連続ゴールで突き放し、5−3で勝負あり。互いに全力を出し切った好ゲームは、SSSの6度目の全国出場を決める一戦となった。
 
 その後、同日に行われた決勝戦は、すでに全国出場を決めているコンサドーレとSSSだったが、高いモチベーションで決勝の舞台に臨んだ。前半にコンサドーレが2点を入れ試合を優位に進めると、後半もSSSの攻撃を封じ2−0で勝利。フットサル北海道ナンバー1を決める戦いは、コンサドーレの初優勝で幕を閉じた。
 
 優勝したコンサドーレと準優勝のSSSは、1月4日から6日に東京都で行われる「バーモントカップ第20回全日本少年フットサル大会」に出場する。最多参加チーム数を誇る、北海道代表の躍進に期待したい。
編集部