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北海は終了間際のセットプレーに泣く

09・01・11
 北海道代表として、第87回全国高校サッカー選手権大会にのぞんだ北海高校。12月31日の1回戦、さいたま市駒場スタジアムで和歌山県代表の近大和歌山と戦い、1−2で惜敗。新年の戦いに駒を進めることはできなかった。
 
 試合は、初戦特有の硬さが取れない前半13分に近大和歌山が先制。その後北海が近年のテーマとしている攻撃的なサッカーでゲームを支配。27分には、2年生FW東海の積極的な動きから本人の得点とも言える、相手のオウンゴールで同点に。
 
 後半の北海は、中盤から前線で持ち味を発揮していた3年生西村を中心に果敢に攻めるもゴールには至らない。すると終了間際、近大和歌山がコーナーキックから気迫で合わせ、勝ち越し。北海の16強入りはならなかった。
 
 試合内容とポゼッションでは上回ったかに見えた北海。しかし、全国での戦いではもう一段階上の決定力と総合力が必要か。
 
 全国の舞台を経験した2年生が新チームの牽引力となる来季。全国上位進出を見据えたチーム作りに期待がかかる。
編集部