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高校総体、男子、女子の北海道代表決まる

10・06・20
 夏の高校王者を決める全国高校総体北海道予選の決勝戦が6月18日、帯広の森球技場で行われ、男子は札幌第一が、女子は道文教大明清がそれぞれ優勝した。
 
 男子の決勝は、準決勝(代表決定戦)で近年急激に力を付けてきた、札幌創成を2−0で下し、決勝まで無失点を続ける札幌第一と、延長の末、帯広北に1−0で競り勝った室蘭大谷の試合となった。
 
 前半に先制点を決めたのは室大谷。しかし、追加点を奪えず、後半札第一が終盤に追いつき延長戦へ。2試合連続の延長戦となった室大谷は、終盤から運動量が落ちた。札第一はそれを見逃さず逆転弾を決め、トータル2−1で12年ぶり2回目の栄冠を勝ち取った。
 
 女子は、8年連続で道文教大明清と室蘭大谷のライバル対決となった。試合は室大谷が先制するも、前半のうちに明清が逆転に成功。後半に入っても得点を重ねた明清が6−1のスコアで、今年5月の女子サッカーリーグでは負けていた室大谷相手にリベンジを果たした。
 
 男子優勝の札第一と準優勝の室大谷には、8月1日より沖縄県で開催される全国高校総体への出場資格が与えられた。また、女子優勝の明清と準優勝の室大谷は、7月25日より静岡県で開催される全日本高等学校女子サッカー選手権大会へ参加することとなる。
 
 全国大会は炎天下の厳しい戦いになるだろうが、各チーム北海道代表としての戦いと活躍を期待したい。
編集部