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今季の北海道社会人リーグの行方は

10・06・11
 絶好のサッカーシーズンとなっている初夏の北海道。社会人ナンバー1を争う「第33回北海道サッカーリーグ」が、5月16日から9月19日の日程で札幌、帯広、函館の各地で行われている。
 
 今年の道リーグに参戦しているのは、昨季成績上位4チームの札大GP、クラブフィールズノルブリッツ北海道、札幌蹴球団、札幌ウインズFCと、昇格組みのブラックペッカー函館FC、六花亭マルセイズFCを加えた計6チーム。
 
 道リーグでは、期間中の第5節終了時点の首位チームに、国民体育大会と東日本社会人サッカー大会への出場権が与えられるため、前半戦の首位争いから目がはなせない。
 
 6月11日現在、第4節終了時点では、昨季王者の札大GPが全勝の勝ち点12ポイントで首位。2位は、勝ち点10でノルブリッツが迫り、13日には、札大GPとの直接対決が待っている。この大一番が今シーズンの行方を左右する戦いとなりそうだ。3位には、勝ち点7の蹴球団が追いかける展開。4位は勝ち点6とマルセイズが健闘をみせる一方、5位、6位にはウインズと、ブラックベッカーが勝ち点0と厳しい状況に苦しんでいる。
 
 また、道リーグへの参入を目指し熱戦が繰り広げられているのが、4つの地域に分け開催されている「北海道サッカーブロックリーグ」。このブロックリーグでは、道央、道南、道東、道北の各ブロックごとに6チームが参戦し、それぞれリーグ戦を行っている。
 
 各ブロックで1位になると、全道ブロックリーグ決勝大会への出場権を得ることができ、そこでの上位2チームが、来季の道リーグへ参入することができる。
  
 新緑から紅葉の季節にかけ、北海道社会人サッカーの頂点を目指した戦いが今シーズンも熱く続く。9月の終盤戦に向け、実りの秋を掴むのは果たしてどのチームになるのであろうか。
編集部