地域のサッカー情報

一覧に戻る

日本女子サッカーリーグ、「プレナスチャレンジリーグ」が開幕!

10・04・18
 日本女子サッカーリーグ、「プレナスチャレンジリーグEAST/ WEST」が4月4日(日)、各地で開幕した。
 
 チャレンジリーグは、日本女子サッカーリーグの最高峰「プレナスなでしこリーグ」の2部に相当するリーグで、東地域(EAST)と西地域(WEST)に分かれ、各6チームずつの計12チームで編成されており、3回戦総当たりのリーグ戦が行われる。
 
 最終的にはEASTとWESTの各上位2チームの計4チームが、1回戦総当たりのリーグ戦を行い、その1位チームが、なでしこリーグ10位チームとの入れ替え戦に臨むことになる。また、EASTとWESTの最下位合計2チームと、地域リーグの2チームが入替戦を実施し、勝者の2チームがチャレンジリーグに所属となる。
  
 そのチャレンジリーグEASTに、今年から新規参入となるノルディーア北海道が、開幕戦で清水第八プレアデス(静岡)とアウェーで対戦し、2対0の快勝。注目の初戦を白星で飾った。
 
 ノルディーアはなでしこリーグ参入を目標に立ち上げられ、中学生から社会人までが所属している、全員がアマチュアのチームである。
 
 これまでの北海道は全国区の女子社会人チームがなかったため、多くの道産子選手が中学、高校の卒業と共に道外に出ていたが、ノルディーアが出来たことにより、地元でサッカーに本気で打ち込める環境が整いつつある。
 
 しかし、参入初年度にチームを取り巻く環境は厳しく、課題も多い。現在は、チーム運営費の柱となるスポンサーが不足しており、経費削減のためアウェーの試合は日帰りが基本。
 
 道産子選手の目標となるノルディーアには、課題を乗り越え、道女子サッカー界に明るい光を差し込んでもらいたい。
 
編集部