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エスポラーダは大健闘の4位で終えた

10・03・11
 Fリーグ初参戦のエスポラーダ北海道は、2月28日、小樽市総合体育館でバサジィ大分と第27節を戦い、0−3で敗戦。今季最終戦は飾れなかったが、参入1年目で10チーム中、4位と大健闘といえる成績を残した。
 
 優勝は、プロ選手で固める名古屋オーシャンズ。2007年にFリーグが始まってからの3連覇達成となった。今季は2位のペスカドーラ町田に18ポイント差をつけての優勝に、飛びぬけた存在であることが分かる。
 
 アマチュア選手を基本とするエスポラーダは、現在の環境の中では最大限健闘したといえるが、来季以降、中・長期的視野に立てば、プロ選手制度導入などチームの大幅な刷新も必要となるだろう。ある意味今季が想定以上の結果と捉え、チーム運営も含め、上位3チームとの差を冷静に分析し、来季の戦いにつなげたい。
 (写真はいずれも、2月28日、小樽市花園の同市総合体育館、撮影・石井一弘)
 
◇2009シーズン最終成績(勝ち点)
1 名古屋オーシャンズ(69)
2 ペスカドーラ町田(51)
3 シュライカー大阪(47)
4 エスポラーダ北海道(40)
5 バサジィ大分(39)
6 バルドラール浦安(37)
7 デウソン神戸(34)
8 湘南ベルマーレ(25)
9 ステラミーゴいわて花巻(17)
10 府中アスレティックFC(16)
 
 上段写真/バサジィ大分との最終戦前半、懸命のシュートを放つエスポラーダ北海道の上貝選手(14番)
 下段写真/前半バサジィ大分の白方(7番)にPKを決められたエスポラーダのGK伊藤(21番)、股間を抜かれて悔しそうな表情
 
 
 
 上段写真/Fリーグに新規参入して4位でシーズンを終え挨拶するエスポラーダの菅原主将と選手たち。右端が小野寺監督
 下段写真/熱烈サポーターの応援団にお礼の挨拶をするエスポラーダの選手たち
 
 試合後の記者会見で、小野寺監督は「初年度を4位で乗り切った。まだまだだが、全国で少しは通用するようになったのが財産。課題は得点力はあるが、DFへの切り替えが甘い」。
 菅原主将は「優勝はできなかったが、何とか4位は確保、全日本に向けトーナメントを勝ち上がるのは難しいが、気を入れなおして頑張りたい」とコメントした。
 
写真はいずれも石井一弘撮影