地域のサッカー情報

一覧に戻る

各学年最後を飾る札幌フットサル全市大会

10・03・11
 4、5、6年生の部に分かれ、それぞれ各区の予選を勝ち抜いたチームで争ったフットサル全市大会。各年代で最後のフットサル大会となり、新年度へ向け力の入った戦いが光った。
 
 各年代の1、2、3回戦は別日程で行われたが、準決勝、決勝は同日、同会場の開催。2月13日の決戦会場となった札苗緑小学校は、子どもたちと観戦者の熱気に包まれた。
 
 4年生の部は、区の予選から勝ち上がった24チームが参加。1〜3回戦は2月6日に行われ、ベスト4にはコンサドーレ札幌ユース、札幌澄川JFC、サッポロボーイズ、新琴似西スーパースターズが入った。優勝は、決勝戦で澄川JFCを4−1で下したコンサドーレ。決勝トーナメントで2度のPK戦を制すなど、勝負強さが目立った。
 
 5年生の部は、32チームが参加し、2月11日に1〜3回戦が行われた。ベスト4は、北郷、CASCAVEL札幌、石狩FC、アンフィニMAKI.FCとなった。決勝では北郷とCASCAVELの戦いとなり、2−1の接戦で北郷が競り勝った。
 
 最後は32チームが小学生年代最後の舞台に臨んだ6年生の部。2月7日に1〜3回戦が行われ、ベスト4はコンサドーレ札幌、札幌ジュニアFC、アンフィニMAKI.FCと会場校の札苗緑。注目の決勝戦は、コンサドーレと札幌ジュニアの戦いとなり、最後はコンサドーレが2−1で勝利。接戦が多かったが、自力を見せる優勝で幕を閉じた。
 
 今年度の最後となり、あらためて振り返ると、近年の大会開催でマナーの問題も耳にすることが多くなった。サッカーに限らず、子どもたちのスポーツ現場には、会場担当者はもちろん、保護者やチーム関係者などの協力で成り立っている。かわいい我が子だけに目をとらわれず、その子どもたちの活動を見守る関係者たちへの配慮や、感謝の気持ちも忘れてほしくはないと切に願う。
 
矢田 からす