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旭川実業は強豪の前に2回戦敗退

10・01・02
 北海道と沖縄という日本の北と南の対決に注目が集まった12月31日の第88回全国高校サッカー選手権大会1回戦。北海道代表の旭川実業高校は、沖縄県代表の南風原(はえばる)高校と対戦し、4−0と完勝。年明け2日の2回戦に臨んだ。
 
 対戦相手は、強豪ひしめく千葉県代表の八千代高校。こちらも初戦の大分代表中津工・中津東高校戦を5−0で圧勝し、勢いに乗っているチーム。
 
 試合は、劣勢が予想されていた旭川実業のMF阿部が、チーム1本目のシュートで先制。この日市原臨海競技場(千葉県)の開催でホームの声援を受けていた八千代を慌てさせた。しかし、前半終了間際の39分に、八千代FW大和久に押し込まれ同点とされた。
 
 後半は、ボールポゼッションで優位に立つ八千代が、波状攻撃を続け、後半24分にFW磯部が逆転ゴール。1−2とされた旭川実業は、持ち前のチーム一丸の守備からカウンターで仕掛けるも同点には及ばず、2回戦突破は成らなかった。
 
 旭川実業は、全国の強豪に対し、早いプレスからのチームディフェンスは通用したといえる。来年度以降は、この守備力に加えて、個の力を積み上げ攻撃面の向上に期待したい。どちらにしても、道内の高校同士、切磋琢磨のレベル向上は欠かせない。
 
編集部