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クラブチームの草分け、SSS札幌が30周年を盛大に祝う

09・12・05
 1979年に設立され、北海道のクラブチームを牽引する存在のSSS札幌サッカースクール。2009年には30周年を迎え、11月8日に参加者約600人を集め、盛大に記念事業を行った。
 
 当日は第1部として、札幌市内のコミュニティドーム(つどーむ)で「SSS30周年サッカーの集い」を開催。在校生、OBなどの関係者や、クラブのスーパーバイザーでもあるアデマール・ペレイラ・マリーニョ氏も来場。子どもたちとのフットサルゲームで会場を盛り上げた。
 
 集い終了後の第2部は、会場を札幌サンプラザに変え、記念パーティーを行った。ここには、北海道サッカー協会の村井將一会長を始めとする、道サッカー界の重鎮が参列。サプライズゲストは、卒業生でコンサドーレ札幌に所属する藤田征也選手も登場。「今の自分があるのは、SSSで成長できたから。今の子どもたちも目標を大きく持って練習してほしい」と、当時を振り返りながら、エールを送った。
 
 また、式典では、クラブ創設者の柴田勗代表(76歳)から、この30周年を機に岩越英治新代表(51歳)へのバトンタッチが発表された。岩越新代表は、関係各位への感謝を述べると同時に、クラブチームとしての役割を果たせるよう、更なる発展を約束した。
 
 既に10人のJリーガーを送り出しているSSS札幌には、選手育成の土台として、今後も北海道で期待される役割は大きいだろう。
 
 「サッカーの集い」始球式の様子。ビックボール君の出現に子どもたちも大喜び。 写真提供:SSS札幌サッカースクール
 
編集部