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高校サッカー選手権は、北海が道大会を制し全国へ

21・11・11
 上写真/優勝した北海高校のメンバーたち(提供:北海高校)

 「2021年度 第100回全国高校サッカー選手権大会北海道大会」が、10月16日から18日の1〜3回戦までを帯広の森競技場ほかで開催、23日の準決勝、24日の決勝戦は札幌厚別公園球技場に舞台を移し、全国大会出場を争った。

 迎えた24日の決勝戦は、U−18世代の北海道トップリーグにあたるプリンスリーグ所属の旭川実業高校と、2017年以来プリンス入りは逃している北海高校との一戦となった。
 
 試合前は、プリンスリーグ所属の旭実が優位かと思われたが、トーナメント戦の決勝というプレッシャーからか、互いにまずはリスクを避ける展開に。

 前半は、旭実が最終ラインからのロングボールと早い攻撃で前線を狙い、北海は最後のところで跳ね返しながら、前に展開しようと試みる。

 後半に入っても、一進一退の様相でボールと主導権の奪い合いが続く。互いに一瞬の隙も許さぬ緊迫感で守り切り、前・後半の80分を終了。10分ハーフの延長戦に入った。しかしここでもゴールは生まれずスコアレスでPK戦に突入。

 北海はPK戦に備え、延長戦終了間際にGKを交代して勝負に出る。これが功を奏し、PK5−4のスコアで勝利。勝負強さを見せた北海が2年ぶり11度目の全国切符をつかんだ。

 優勝した北海は、12月28日〜2022年1月10日の間、首都圏(開幕戦、決勝戦は国立競技場)で開催される全国大会に出場する。対戦相手は11月15日の抽選会で決定となる。
編集部