地域のサッカー情報

一覧に戻る

なでしこリーグ2部参戦中のノルディーア北海道は5位で来季へ

21・10・21
 上写真/ノルディーア北海道公式マスコットキャラクター「ノルちゃん」と選手たちの集合写真(写真提供:ノルディーア北海道)


 「なでしこリーグ2部」に参戦しているノルディーア北海道が、10月10日、アウエーの高梁市神原スポーツ公園多目的グラウンドで、吉備国際大学Charme岡山高梁と第14節を戦い、0−0のスコアレスドローで最終節を終えた。

 2021年より、全国女子サッカーリーグの展開は、9月12日に開幕した初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ(11チーム編成)」を頂点に、その下に、なでしこリーグ1部(12チーム)・2部(8チーム)となっている。

 ノルディーア北海道は、今季からなでしこリーグ2部に参入し、4勝4分6敗(勝ち点16)で、8チーム中5位で2021年シーズンを終了。2部リーグ残留となった。
 
 最終節までもつれ込んだ2部優勝争いは、勝ち点33でJFAアカデミー福島(得失点差+33)と、バニーズ群馬FCホワイトスター(同+24)が並んだが、得失点差でJFAアカデミー福島が優勝と昇格をつかんだ。惜しくも2位となったバニーズ群馬FCホワイトスターは、1部11位アンジュヴィオレ広島と入れ替え戦を行い、来季の1部参戦枠を争う。

 また、来季のなでしこリーグ2部参入戦に挑んでいた北海道リラ・コンサドーレは、4チームのAグループで3戦全敗と、全国の大きな壁に阻まれる形となった。

 全国リーグの戦いを終えたノルディーア北海道の詫間美樹監督は、「2021シーズンのリーグ戦は14節戦いましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によりホームゲームで有観客試合が開催出来たのは、わずか3試合でした。それでもホーム最終戦では澄み渡る青空の下、多くの皆様の熱いご声援の中でプレー出来たことは何ものにも代え難い喜びでした。会場に足を運んでくださったお客様・サポーターの皆様に深く感謝申し上げます。また多大なるご支援をしてくださっているスポンサー様、また選手を雇用してくださっている企業様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます」と感謝の言葉で振り返っていた。

※なでしこリーグ終了後の詫間監督のコメントは11月号でも掲載を予定しています。
編集部