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第100回天皇杯北海道代表は札大

20・08・11
上写真/優勝の喜びを表す札大イレブン。8月9日、札幌サッカーアミューズメントパーク、Photo・Jun

 札大が5年ぶりの優勝

 天皇杯の出場権も獲得

 2020年度HKFA第2回北海道サッカー選手権大会兼天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権代表決定戦の最終日は8月9日午後1時から札幌市の札幌サッカーアミューズメントパークで札幌大学と北海道スカイアース(十勝)の間で行われ2−1で、札大が5年ぶりに頂点に立った。

 天皇杯は9月16日開幕、札大は同日の1回戦で青森代表と青森会場(八戸市)で対戦することに決まった。決勝は2021年元旦に新・国立競技場で行われる予定。

 道大会の経過は、両チームは前日の8日の準決勝で札大は2−1でノルブリッツ北海道を、北海道十勝スカイアースは2−0で東海大札幌校にそれぞれ勝利、決勝に進んでいた。

 決勝は前半33分、風上を取った札大が先取点。後半中ごろに十勝の反撃で1−1の同点に追い付かれたが、後半21分にとどめを刺し2−1の僅差で代表権を勝ち取った。

 札大は5年ぶり24度目。十勝は道リーグで3連勝中の社会人チーム。Jリーグの東京ヴェルディ出身もいる。さらに昨年までは北海道教育大岩見沢校が5回ほど代表になっている。

 会場にはこの6月に同協会長に就任した吉田一彦氏、副会長の越山賢一氏(道教育大岩見沢校前監督)らも出席した。表彰式で吉田会長の「この大会も新型コロナウイルス蔓延の中、大会ができるまでにはグラウンド整備など多くに方々の協力があったことを忘れてはならない」と締めくくった言葉が印象に残った。
池田 淳 Photo・Jun