地域のサッカー情報

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地域のサッカーも活動再開へ

20・07・11
 プロサッカーのJリーグは、J2、J3が6月27日、J1が7月4日に、無観客の「リモートマッチ」で再開した。このプロスポーツの再始動を旗印に、地域のアマチュアサッカーも様子を見ながら活動を始めているようだ。

 北海道の公式大会は、5月の段階で7月31日まで中止が決定しており、8月1日より協会・並びに連盟主催の公式戦が行われる予定となっている。この間、少年から大人まで、それぞれ感染拡大防止に努めながら練習を再開。チームによっては対外試合も行い、夏の公式戦に向けてトレーニング強度を上げているとのこと。

 オンライン取材に応じたSSS札幌サッカースクールの内藤拓海事務局長(41歳)は「SSSでは、小・中学校の休校期間に合わせすべての活動を休止としました。休校期間明けの6月からは参加人数の制限やフィジカルディスタンス、手洗い・うがい、体温・体調管理を大前提に練習を再開しました。また、この7月初旬までは他クラブとの試合も行わず、出来る限りの感染拡大防止に努めながら慎重に活動してきました」と、これまでの対応を振り返る。

 前例のないコロナ禍での取り組みは、サッカーに限らず、すべての地域スポーツ団体が手探りの状態で進めざるを得ない。いまだ完全な出口は見えないが、プロ・アマ問わず、スポーツの持つポジティブな力も信じたい。
編集部