地域のサッカー情報

一覧に戻る

全道U−15フットサル北海道代表決定戦、SSSとASCが全国大会へ

19・12・11
 「2019年度第31回全道U−15フットサル選手権大会兼JFA 第25回全日本U−15フットサル選手権大会北海道代表決定戦」が12月7日と8日、北海道立野幌総合運動公園総合体育館メインアリーナで開催された。

 本大会には、全道各地の予選を勝ち抜いた全16チームが参加。優勝、準優勝の2チームには全国大会への切符が与えられる。

 4グループに分かれた7日の予選リーグを勝ち抜いたのは、Aグループ1位の北海道コンサドーレ釧路U−15と、A2位の石狩フットボールクラブU−15。Bグループ1位のFC DENOVA札幌と、B2位のASC北海道U−15。Cグループ1位のSC釧路U−15Aと、C2位のDOHTO Jrユース。Dグループ1位のVALIENTE U−15と、D2位のSSSジュニアユースの8チーム。

 8日の決勝トーナメント、全国大会進出を懸けた準決勝はASCとDENOVAが対戦。予選リーグでも対戦していた一戦は得点を取り合う激しい展開に。予選リーグでは1−5でDENOVAに完敗したASCが開始からインテンシティ高くプレーし、前半だけで怒涛の6ゴール。予選の時とは逆に6−1とASCが試合を優位に進める。負けられないDENOVAも後半3点を奪い巻き返すが、前半のスコアが響き8−4でASCが勝利。全国大会出場を決めた。

 全国が懸かったもうひと山の準決勝は、SSSとVALIENTEが対戦。偶然にもこのカードも予選リーグと同じ顔合わせになり、その時はVALIENTEが5−2のスコアで勝利していた。この準決勝では互いに手の内を知っているせいか、予選と違いロースコアで進む。前半は、リベンジに燃えるSSSが1点を先制し試合を折り返す。後半に入りVALIENTEが1点を返し同点のまま延長戦へ。PK戦も頭をよぎりながらかと思われたが、延長でSSSが一気の3ゴール。緊迫した状況から解放されるように4−1で勝利した。健闘したVALIENTEは、後一歩で勝利と全国を逃した。

 進んだASC対SSSの決勝戦。互いに全国は決まっていたものの優勝に向けて白熱した接戦となる。決勝の舞台にふさわしい展開で、前半、後半にそれぞれ1点ずつを加点し2−2で譲らず、PK戦で雌雄を決することに。最後はPKスコア5−4でSSSジュニアユースが制し、4回目の優勝で大会の幕を閉じた。

 この結果、優勝のSSSと準優勝のASCは2020年1月11日から13日の間、三重県営サンアリーナで開催される「JFA 第25回全日本U−15フットサル選手権大会」へ出場する。

 上:上段写真/PK戦にもつれ込んだASC対SSSの決勝戦。両チームの緊迫感が伝わる中、雌雄を決した

 上:下段写真/SSSが接戦を制し、4度目の優勝となった
編集部