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第37回知事杯 十勝スカイアースが初優勝

19・08・23
 上:上段写真/前半8分、ノルブリッツ右CKからの攻撃は、スカイアースGK菅原(21番)が相手FW浅井とジャンプしながら競り合いクリアする。スカイアースの選手左からFW皆上(25番)、MF高木(8番)、DF長野(5番)、永坂(44番)、右端MF林

 上:下段写真/前半21分、ノルブリッツのFW鈴木(14番)とスカイアースDF成田(26番)が激しいマッチアップ、右MF喜澤(16番)。写真はいずれも8月18日、札幌サッカーアミューズメントパーク、撮影・石井一弘


2019年度・知事杯全道サッカー選手権大会十勝スカイアースが初優勝

 第37回知事杯全道サッカー選手権大会は8月18日午後1時から、札幌市東雁来の札幌サッカーアミューズメントパーク(SSAP)で決勝戦を行った。道内の大学、社会人、専門学校の代表20チームの頂上決戦は、昨年の道リーグ1位北海道十勝スカイアースと同2位のノルブリッツ北海道FCの対戦になった。

 試合の方は、十勝スカイアースが背番号10の松尾雄斗らがけがと疲労で先発を外れノルブリッツFCが、優位な展開。しかし、守りの要MF渋谷亮(元東京V)らの堅守が光る。今季から采配を採った高勝竜監督は「今季は守備の安定感が見られる」と言うように、ノルブリッツの再三の攻撃を跳ね返した。前後半0−0、延長15分ハーフも0−0で切り抜けた。

 PK戦は、スカイアースの方が明るかった。相手1人が失敗、十勝は5人全員が決めて5−3で、初優勝を飾った。

 昨年は道リーグで初優勝、さらに今年の道リーグもトップ街道、この25日に第10節がある。

 選手も水戸ホーリーホックから永坂勇人(25=元コンサドーレ)やJリーガーの移籍も多く「十勝からJリーグ入りを目指す」の会社組織を軌道に乗せる一方、元日本代表(1998年フランスW杯)城彰二氏(44=室蘭市出身)がゼネラルマネジャーに、さらにGKコーチに竹内良成氏(23=栃木県出身)が就任している。

 期待の指揮官は高勝竜監督(55=東京都出身)。1978年三菱養和ユース入団、読売ジュニア、京都紫光クラブ。指導は水戸、柏、徳島、市原など。元国際武道大監督。


 上:上段写真/前半33分、大きなジェスチャーで選手を鼓舞するスカイアースの高勝竜監督

 上:下段写真/後半38分、スカイアースMF林(6番)が左から攻める、左ノルブリッツDF倉谷(22番)


 上:上段写真/延長前半10分、スカイアースFW相馬(後方倒れている)のシュートはゴール左にはずれる。ボールの行方を見るスカイアースの選手左からMF高橋(14番)、DF長野(5番)、吉田、ノルブリッツの選手左からDF小野(23番)、GK平加(1番)、FW浅井(11番)、DF長谷川、右端MF土谷

 上:下段写真/PK戦で優勝を決め抱き合って喜ぶスカイアースGK菅原(21番)とDF斉藤(20番)の脇を悄然と引き上げるノルブリッツのGK平加(1番)

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影