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クラブユースU15大会、スプレッドが令和初代チャンピオンに輝く

19・07・11
 北海道のクラブチーム中学生年代の頂点を決める「第25回北海道クラブユースサッカー選手権(U−15)大会兼第34回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会北海道大会」が6月15日から7月7日の間、サングリンスポーツヴィレッジ(夕張平和運動公園)で行われた。

 今大会には道内60のクラブチームが参加。優勝、準優勝の2チームは「第34回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会」への出場権、その他、3位となった2チームと準々決勝敗退の4チーム、全国大会開催地の苫小牧地区最上位チームには「JCYインターシティカップ(U−15)EAST」への出場権が与えられる。

 7月6日の準決勝に名を連ねたのは、北海道コンサドーレ札幌U−15、SSSジュニアユース、スプレッド・イーグルFC函館、北海道コンサドーレ旭川U−15の4チーム。ここでの勝者がクラブユース全国大会に進み、敗者がインターシティカップに回る。

 ひとつ目はコンサ札幌対SSSの一戦。立ち上がり早々に先制点を奪ったSSSだったが、コンサ札幌に押し込まれる展開が続く。すると前半終了間際にコンサ札幌がコーナーキックから同点とし後半へ。後半もコンサ札幌のペースが続くが、SSSも粘り強い対応で点を与えない。このまま延長戦かと思われた終了間際にコンサ札幌がまたしてもコーナーキックから決勝点を奪い2−1で勝利。決勝とクラブユース全国出場を決めた。

 もうひと山は、コンサ旭川対スプレッド。北海道カブスリーグでの対戦では、6−1でスプレッドが圧倒。この日も序盤からスプレッドが前線からのハイプレスでコンサ旭川を押し込み、試合を優位に進める。スプレッドのペースで進む中、1点を奪い後半に入るとスプレッドの攻撃陣が爆発。3点を追加し4−0のスコアで全国への切符をつかんだ。

 大会最終日の7月7日に行われた、コンサ札幌対スプレッドの決勝戦。コンサ札幌が先制点を奪い優位に立つかと思われたが、スプレッドが持ち味であるプレッシングの連続でボールを奪い、ショートカウンターから怒涛の3得点で逆転。そのまま3−1のスコアで勝利したスプレッドが北海道U−15クラブの頂点に立った。

 優勝したスプレッドと準優勝のコンサ札幌は8月15日から24日の間、帯広市で行われる「第34回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会」に出場する。

 また準決勝敗退のSSSとコンサ旭川などの計7チームは7月31日から3日の間、苫小牧市で行われる「JCYインターシティカップ(U−15)EAST」への出場が決まった。
編集部