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全道サッカー少年団大会はSSS札幌が4度目の栄冠!

09・09・28
 U−12世代の北海道ナンバー1を争う「道新スポーツ旗・北電カップ第41回全道サッカー少年団大会」。9月19日から22日までの4日間、網走スポーツトレーニングフィールドで行われ、札幌地区代表のSSS札幌サッカースクールが7年ぶり4度目の優勝を飾った。
 
 最終日となった22日の決勝戦。19、20日に行われた予選リーグでは同組みの1位と2位で勝ち上がってきた、SSS札幌と函館地区代表のサン・スポーツクラブが対戦。両チームは、今大会2回目の戦いとなり、お互いの良さは知っている中での試合となった。
 
 予選リーグでは、SSS札幌が2−0と勝っており、決勝戦ではサン・スポーツクラブのリベンジなるかにも注目が集まった。しかし、無失点で勝ち上がってきたSSS札幌の牙城はくずせず、終了間際の劇的なゴールでSSS札幌が1−0で勝利。これで札幌地区予選からすべての試合で完封という記録付きの栄冠となった。
 
 この勝利にSSS札幌の渡部監督(38歳)は「特に守備を重視したわけではなく、全試合完封は終って知りました。ですが日頃の練習や紅白戦で攻撃を重視した練習をすれば、必然的に対戦する子の守備力は上がりますので、それが今回の結果につながったのかもしれません。どちらにしても、学級閉鎖などで出場できなかった子のためにもと、全員が一丸となって戦ってくれたのが良かったと思います。」と、振り返った。
 
 北海道の残りのサッカーシーズンは多くはないが、大会を通してスポーツの秋に相応しい子どもたちの元気一杯のプレーが、応援に駆けつけた保護者や大会関係者を喜ばせた。
 
 上写真/(写真提供:SSS札幌サッカースクール)
編集部