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全日本U−15フットサル 道代表2チームは決勝ラウンド進出ならず

19・02・11
 U−15年代、フットサルの頂点を決める「JFA第24回全日本U−15フットサル選手権大会」が1月12日から14日の3日間、三重県にある三重県営サンアリーナ会場で行われた。

 本大会には全国各地の予選を勝ち抜いた16チームが参加。北海道からは泊サッカークラブ(第1代表)と、苫小牧エルソーレFC(第2代表)が出場。

 予選リーグは4チームずつ4グループに分け、各グループ1位のみが決勝ラウンド進出となる。1次ラウンドは、10分ハーフのプレーイングタイム、決勝ラウンドからは15分ハーフのプレーイングタイムで行われた。

 グループCに入ったエルソーレの初戦の相手はラドソン滋賀U−15(関西地域第2代表)。前半3分に先制に成功したエルソーレは7分にも追加点、その後1点返されるも前半を2−1とリード。後半はエルソーレ2点、ラドソン1点とそれぞれ加点し、最終スコア4−2でエルソーレが逃げ切った。

 良い形でスタートしたエルソーレの続く2戦目は川崎FC(九州地域代表)と対戦。前半2点を先行したエルソーレだったが、前半終了間際に1点返される。すると後半に入り、川崎FCに一気に5ゴールを許してしまい2−6で敗戦。

 グループリーグは混戦となり、勝てば決勝ラウンドも見えてくるエルソーレの3戦目はグループ首位に立っていたエフスリージュニアユース(北信越地域第1代表)。エルソーレは立ち上がり5分までに2点を奪い、良い流れをつかんだに見えた。前半8分にオウンゴールで1点失うも、集中を切らさずリードを保つ。しかし後半9分の相手のタイムアウトをきっかけに同点ゴールを許すと、気落ちしたのか、立て続けに2失点し、2−4で惜敗。1勝2敗で大会を終えた。

 グループDに入った泊の初戦の相手はフォンテ静岡Jrユース(東海地域第2代表)。前半は泊が得点を上げればフォンテが取り返すという展開となり、前半終了間際に泊がゴールを決め3−2で泊リード。勢いに乗った泊は、後半にも2点を追加し5−2で快勝した。

 泊の2戦目は高知中学校(四国地域代表)と対戦。互いに第1戦を勝利し臨んだ試合は、泊が相手チームの倍近くのシュートを放つも、0−3で高知中学校に完封負け。1点が遠かった。

 難しい状況になったが、泊の3戦目の相手は1勝1敗同士のドリームFC(関西地域第1代表)。試合は、前半5分に泊が先制し、直後の7分にドリームFCが追い付く白熱した展開に。1−1で迎えた後半は泊が後半5分と、終了間際にも追加点を上げ3−1で勝利。これで2勝の勝ち点6としたが、高知中学校が第3戦を引き分け、勝ち点7となり、惜しくも決勝ラウンド進出は逃した。

 決勝の舞台にはブリンカールFC(東海地域第1代表)と、泊を下した高知中学校が進出。計10ゴールの生まれたシーソーゲームは、前半3−2で高知中学校が1点リード。しかし後半に入り4点を奪ったブリンカールが、高知中学校の追撃をかわし6−4のスコアで優勝。強豪ブリンカールの2連覇で幕を閉じた。
編集部