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全日本U−12選手権、コンサドーレはグループリーグ突破するも

19・01・11
 昨年12月25日から29日の間、鹿児島県で開催された小学生年代の日本一を決める「JFA第42回全日本U−12サッカー選手権大会」。北海道コンサドーレ札幌U−12が北海道代表として出場した。

 25日に開会式を終え、26日と27日の午前にかけ鹿児島ふれあいスポーツランドで行われた1次ラウンド。全国の予選を勝ち抜いてきた48チーム(前年度優勝の大阪府は2チーム)が12組に分かれ、1位となった12チームと、各組2位のうち、成績上位4チームにワイルドカードが与えられトーナメント方式のラウンド16へ進む。

 グループJに入ったコンサドーレは初戦、岩手県代表のヴェルディサッカースクール岩手U12に1−1で引き分けるも、続く山口県代表のSSS FC戦を2−1で粘り勝ち、グループ突破へ望みをつなぐ。最終戦、東京都代表の東京ヴェルディジュニアには、相手を上回る効果的な攻撃を発揮し2−0で勝利。2勝1分けの1位でラウンド16に進出した。

 27日午後に行われたトーナメント1回戦となるラウンド16。相手は石川県代表の旭丘フットボールクラブ。試合は、一進一退の攻防からコンサドーレが前半1点リードで折り返す。後半に入り、旭丘に2点を奪われ逆転を許すが、貴重な同点弾を決めて2−2で引き分け、PK決着へ。緊張感の高まる中、進められたPK戦は結局5−6のスコアで旭丘に軍配。コンサドーレはベスト16で涙をのんだ。

 12月29日に白波スタジアムで行われた決勝戦。神奈川県代表の川崎フロンターレU−12と大阪府第2代表の大阪市ジュネッスFCが対戦。開始から緊迫感のある試合は前半スコアレスで、後半、一気に動く。川崎が先制するも、ジュネッスが2ゴールで逆転。直後に川崎が追いつき、2−2でタイムアップ。互いに一歩も譲らないまま、延長戦では得点が入らずPK戦へ突入。両者3人目まで全員が決めて迎えたサドンデス4人目。先行のジュネッスのキックを川崎GKがセーブ。後攻のキックを成功した川崎がPKスコア4−3でうれしい初優勝を飾った。
編集部