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天皇杯開幕!ノルブリッツ北海道は大学王者・福岡大に0−4の完封喫す

09・09・24
 第89回を迎えた天皇杯全日本サッカー選手権大会は、9月19日開幕した。
 
 全国各地で1回戦がいっせいに行われ、北海道では午後1時から札幌厚別運動公園で本道代表のノルブリッツ北海道が2009年全日本大学選手権覇者の福岡大と対戦、立ち上がり15分にコーナーキックから失点、22分、42分にも決められ、前半で大差を付けられた。
 
 後半にノルブリッツは中盤を固めて攻撃のパターンを掴んだが、シュートがゴールポストに当たる不運もあり、得点できなかった。福岡大はU―20日本代表のFW永井、石津らの活躍で後半にも加点、ノルブリッツを一蹴した。
 
 試合後ノルブリッツの木島敦監督は「ベストメンバーが組めなかった。大学一ということに負けていた」と社会人チームの仕事との両立が出来ない立場を訴えたが、あまりにも夢の無い指導者の発言に試合に負けた以上にがっかりした。
 
 福岡大の乾真寛監督は、最近2大会で大学の覇者がJリーグチームに迫る活躍をしていることから「鳥栖や福岡と練習試合をしてもらっている。堂々と上を狙っていく」と北海道のアマチュアチームには「勝って当然」の勢いだった。乾監督は25年前に筑波大大学院を出て福岡へ。「雌伏25年です」と、国立の正月初蹴りを頭に描いている。
 
 コンサドーレ札幌は10月11日、札幌厚別公園競技場で午後1時から2回戦で、JFLのガイナーレ鳥栖と対戦する。
 
編集部