上写真／初蹴りで集合写真を撮影するユナイテッド富士ＦＣの関係者（写真はいずれもユナイテッド富士ＦＣ提供）


　２０１７年度、日本クラブユース連盟に加盟のクラブはＵ­−１８が１１９クラブ、Ｕ­−１５が１，４３７クラブと年々増加し、日本サッカーの育成を支える大きな柱となっている。その中、全国各地にＪリーグのプロクラブではないアマチュアクラブでも、特色を持った様々な街クラブが存在する。

　そこで、当紙では『全国街クラブ探訪』と題し、全国で活動中の特色のある街クラブを紹介している。

　第１７回目は、静岡県の「ユナイテッド富士ＦＣ」を紹介しよう！


◆クラブプロフィール
・クラブ名　　「ユナイテッド富士ＦＣ」
・代表者名　　亀田　志功
・活動地域　　静岡県富士市
・創 立 年 　 ２００４年
・年代種別　　社会人・中学生・小学生・女子
・活動員数　　９５人
・活動種目　　サッカー、体操
・ホーム施設　グランデポル（自社保有フットサルコート）
　　　　　　　　　ＭＪスポーツパーク（借用天然芝）
・ＨＰアドレス　https://ja-jp.facebook.com/ユナイテッド富士FootballClub-1572607129436633/

◆過去の主な実績（大会成績、有力出身選手など）
・中学生：富士ニュース杯優勝
・深澤佑之典（台湾プレミアリーグ・台体光磊）

−Ｑ−クラブの自己紹介をお願いします
　２００３年シーズンを以てＪＦＬ撤退をしたジヤトコＦＣを現代表亀田が引き継ぐ形で２００４年度より活動開始。２００５年３種（中学生）登録、２００９年４種（小学生）登録、２０１２年５種（女子）登録。いくつかの地域クラブと提携を経たのち現在はＯＢを中心とした１種（社会人）チーム、近隣チームと提携した３種（中学生）チーム、４種（小学生）・５種（女子）チームで活動中です。

−Ｑ−特徴的な活動や取り組みがあれば教えてください
　海外交流、特にアジア交流に力を入れており、４種・５種は台湾遠征を２回ずつ実施、今でも交流が続いています。台湾・香港・韓国から各種別のチームを受け入れし、選手の国際交流を図っております。

−Ｑ−今後の目標や抱負を教えてください
　旅館運営をする企業を中心に１種（社会人）から５種（女子）まで全てのチームを一本化すること。今後、少子化及び供給過多が見込まれる中、旅館業を中心にコート運営や大会運営を行い、雇用環境を提供していきたいです。
　その中、サッカークラブの新しい形を作り、安定した運営の中で選手育成・選手確保・指導者育成を目指しています。
　海外クラブや国内クラブとの提携を行い、富士山南麓から大きく羽ばたく選手・指導者・スタッフを育成していきたいです。

　上：上段写真／ホーム施設で開催した女子ミニサッカー大会の様子。きれいな人工芝で女子プレーヤーもうれしそう
　上：下段写真／借用施設の天然芝ＭＪスポーツパークの写真。グラウンドの向こうには雄大な富士山が見える絶好のロケーション

　上：上段写真／ホーム施設で元気にプレーする子どもたち
　上：下段写真／クラブで運営している宿泊施設。合宿や交流大会の受け入れ先として有効活用されている

　ユナイテッド富士ＦＣ様、ご協力ありがとうございました！　次はどんな街クラブが登場するのか？　乞うご期待！

「北のサッカーアンビシャス」は地域のサッカーファミリーを熱烈に応援しています！