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全日本U−12選手権はコンサドーレU−12 WESTが北海道代表に

18・10・11
 10月6日から8日の3日間、苫小牧緑ヶ丘公園サッカー場で行われた「JFA第42回全日本U−12サッカー選手権大会 北海道大会」。各地区で春先から始まっていた「U−12サッカーリーグ」の結果から、5ブロックの予選を行い16代表(札幌4、道央3、道南3、道北3、道東3)が決定。集大成となる本大会では、その16チームが集まりトーナメント戦で全道一と、全国大会出場を争った。

 ベスト4となる8日の準決勝に進んだのは、エスピーダ旭川E、DOHTO Jr U−12A、北海道コンサドーレ札幌U−12 WESTと、北海道コンサドーレ札幌U−12 EASTの4チーム。

 エスピーダ対DOHTOの一戦は、エスピーダが攻守で上まわり、安定した戦いで2−0と快勝。もうひと山のコンサドーレ札幌の同門対決となったWESTとEASTとの戦いは、緊迫した展開の中、WESTが虎の子の1点を守り切り1−0で勝利。決勝へ駒を進めた。

 全国切符を懸けた同日の決勝戦。1シーズンを通してこの舞台まで勝ち上がってきたコンサドーレWESTとエスピーダとの試合は堅い展開で入るかと思われたが、開始早々に動く。コンサドーレWESTは相手守備陣の隙を逃さず中央突破から先制点。

 面食らった形のエスピーダだったが、ここから慌てずに対応すると、前半終了間際にエスピーダが同点弾を奪い、振り出しに。

 後半に入っても、一進一退の攻防が続き、互いに譲らず1−1のまま勝負は延長戦に入る。延長戦でも簡単にはスコアは動かず、PK決着か―と思われた、後半残り1分、コンサドーレWESTが値千金の勝ち越し点を決め、2−1でタイムアップ。会場もどよめく劇的な幕切れで優勝の栄冠を手にした。

 優勝したコンサドーレWESTは、12月25日から鹿児島県で行われる「JFA第42回全日本U−12サッカー選手権大会」に出場する。
編集部