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コンサドーレの2チームがそろって日本クラブユースサッカー選手権へ

18・07・11
 6月16日から7月8日の間、「第24回 北海道クラブユースサッカー選手権(U−15)大会 兼 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会北海道大会」が夕張市にあるサングリンスポーツヴィレッジ(夕張平和運動公園)で行われた。

 本大会は、中学生年代の北海道クラブチーム王者と全国出場権を懸けて行うもので今年度は61のクラブチームが参加。優勝、準優勝の2チームには日本一を争う「第33回日本クラブユースサッカー選手権大会(U−15)」への出場権が与えられる。

 7月7日、全国大会への出場権が決まる準決勝に勝ち進んだのは、北海道コンサドーレ札幌U−15、SSSジュニアユース、スプレッド・イーグルFC函館、北海道コンサドーレ旭川U−15の4チーム。

 準決勝1組目はコンサドーレ札幌対SSSの一戦。試合は前半、コンサドーレ札幌がボールを回しながらペースを握る。するとミドルシュートのこぼれ球をつめてコンサドーレ札幌が先制。SSSは前半終了間際にカウンターからGKとの1対1を冷静に決め、1−1の同点で試合を折り返す。後半はSSSのシュートがバーを直撃するなど決定機を逃すと、コンサドーレ札幌がクロスからヘディングシュートで勝ち越し点。勢いに乗って試合を決める追加点も奪い3−1で勝利。北海道カブスリーグでも首位を走る力を見せた。

 もうひと山はコンサドーレ旭川対スプレッド。試合開始からコンサドーレ旭川がボールを保持し流れをつかむも、得点には至らずスコアレスで後半へ。コンサドーレ旭川は押し込みながらゴールを奪えずにいると、逆にスプレッドが後半終了間際にセットプレーから惜しいチャンス。しかしこれも決まらず試合は延長戦へ突入。最後はコンサドーレ旭川が待望の1点を奪い、そのまま試合終了。接戦を制し、全国出場権を獲得した。

 これにより8日の決勝戦はコンサドーレ札幌、旭川の兄弟対決となった。北海道カブスリーグでも首位を争うチーム同士の一戦は、前半から実力伯仲の戦いが続き0−0。後半、試合が動き、互いに1点ずつを決めて1−1から延長に入る。しかしここでも決着はつかずに勝負はPK戦に。最後はコンサドーレ旭川がPKスコア3−1で制し、優勝を決めた。

 優勝のコンサドーレ旭川と準優勝のコンサドーレ札幌は8月15日から24日の間、帯広で開催される「第33回日本クラブユースサッカー選手権大会(U−15)」に参加する。

 また準決勝で敗れたSSSとスプレッドの2チーム、準々決勝で敗退した札幌ジュニアFC、バーモス恵庭フットボールクラブ、LIV.FC U−15、アプリーレ札幌U−15の4チーム、そして優勝したコンサドーレ旭川にベスト16で敗れた泊SCの計7チームにはインターシティーカップEASTへの出場権が与えられた。
編集部