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全日本ユース(U−15)フットサル 北海道勢は厳しい結果に

18・01・11
 1月6日〜8日の3日間、愛知県のスカイホール豊田で「第23回全日本ユース(U−15)フットサル大会」が行われ、各地域予選を勝ち抜いた全16チームが集結。中学生年代のフットサル日本一を目指した。

 北海道からは、第1代表のスプレッド・イーグルFC函館、第2代表のサンクFCくりやまU−15、第3代表のリーヴフットボールクラブU−15の3チームが出場。

 リーグ戦形式の1次ラウンドは、A〜Dの各グループ4チームずつに分かれ、各組上位1チームのみが決勝ラウンドに進出となる。

 グループAに入ったサンクFCは、6日の初戦を愛媛県の松山城北FC(四国地域代表)と戦い1−3で落とす。続く鳥取県のフットボールクラブアミーゴ(中国地域代表)には4−4で引き分けたものの、翌日行われた愛知県のブリンカールFC(開催地代表)との試合を1−5で敗戦。勝ち点1の4位で1次ラウンド敗退となった。

 グループCのリーブFCは、新潟県のFCステラ(北信越地域第2代表)との初戦を1−8で大敗を喫する。その後も、千葉県のFCクラッキス松戸(関東地域代表)に3−7、大阪府のドリームFC(関西地域第1代表)に2−5で敗れ、リーグ3連敗で4位。全国のレベルの高さを痛感する大会となった。

 期待されたスプレッドは、グループDに入り、岩手県のクロスカラーズ(東北地域代表)との初戦を7−4で勝利。北海道代表の中で唯一の白星スタートとなった。続く第2戦は、本大会過去5度の全国優勝を誇る強豪、新潟県の長岡ジュニアユースフットボールクラブ(北信越地域第1代表)との1位争い。

 試合は、開始早々1分にスプレッドが先制で口火を切ると、互いに点を取り合うシーソーゲームとなる。前半は互角の戦いから2−3で折り返すも、後半開始早々に失点し2−4と2点差に。諦めないスプレッドは、何とか食い下がる展開でゴールを奪うものの、最後は突き放され5−6でタイムアップ。決勝ラウンドを掛けた大一番は、あと一歩及ばず惜敗となった。

 7日、スプレッドの第3戦は、沖縄県の豊見城市立豊見城中学校(九州地域第2代表)との試合を3−3で引き分け、勝ち点4のリーグ2位で終了。これで、北海道代表の3チームはすべて1次ラウンドでの敗退と、厳しい結果となった。

 大会最終日の8日に行われた決勝ラウンドは、勝ち上がった4チームによるトーナメント戦。迎えた決勝戦では、地元の応援を背に力を存分に発揮したブリンカールFCが、長岡を10−5のスコアで破り初優勝。開催地代表としての期待に応える、中学生年代フットサル日本一の座に輝いた。
編集部